【コラム】 on・in・at  は三大前置詞(立解)

on, in, at は、構(文型)を支える、もっとも基本的な立解(前置詞)である。

立解の前の部分をひとつの体とみてN1と呼び、立解の目的語をN2と呼ぶと、<N1  on, in, at  N2>と書ける。このとき N1は、N2に制約されながらも、自力で動くことができるN2は、N1の動きの基盤となるが、自分は変動しない。つまり、N1とN2は、関係しあいながらも互いに自立している(N はnoun 名詞の頭文字)。

on, in, at が担う概念は、<密着・内部・定点>である。N1とN2からみると、次のように説明できる。


        N1は                                                     N2は

on     N2の表面に密着して動ける    N1に押されるがはねかえし、変動しない

in      N2の内部で自立して動ける      N1を含みこみ、変動しない

at      N2を定点としつつ自立して動ける N1の観念的定着点であり、変動しない


onの逆(離脱)はoff,  inの逆(外部)はout (of),   at の逆(離点)は away (from) で表す。at は、about, around, along のように、aーではじまる同類の立解がいくつかある(下の図を参照)。

on, in, at に限らず、立解におけるN2は、基本的には変動しない。動かず、変化しないからこそ、N2は構(文型)を支える強い力をもつことができる。ただし、変動しない体は動態をもてないので、N2 は文の主語になれない。



この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

スキしたあなたがスキです ❤️

三浦陽一

トランス・グラマー 英語の核心

言葉によって、人は現実を超越(トランス)します。外国語を身につけると、自分の限界も超越(トランス)できます。では、英語のトランスの仕組みは? 英語の心をつくっている核心部分を説明します。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。