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🔳 1-5-1 話し手は主語の態について肯定・疑問・否定の関係をもつ(判断)

心内の話し手は、意識の対象となった体(主語)の態(動態・状態)について、肯定・疑問・否定の関係をもつ(判断)。

肯定   話し手が主語の態(動態・状態・様態)について、そのままの表現でよいという判断。表現を変更しないことで表現する。

I like this.

肯定には、さまざまな様態をつけてニュアンスを細かくすることができる。perfectly, absolutely, mostly, partly, sometimes 

疑問   話し手にとって、主語の態について不確定な部分があるという判断。文全体の当否が不確定な場合(確認)、文の一部が不確定な場合(質問)、そして文尾で文の当否を確認する場合がある。

確認を表現するには、たんに語尾を上げて言うか、動存 be, do, を文頭に用いる。

Are you alright?

Do you read this?

確認に対する返答には、yes, no  を用いる。

質問を表現するには、不確定部分に不確定臨体(いわゆる疑問詞)をあてがい、主語の前にもってくる。このとき、主語とのあいだに動存be、doを追加して、質問であることを明示する。

What do you eat?

Where were you born?

who, which, what が主語になる場合は、動存 be,do の追加は不要である。

Who sings the song?

Which is correct?

What's going on?

確認には、文の肯定・否定とは逆の、否定・肯定の短い確認文を文尾に置く(いわゆる付加疑問)。

You ate it, didn't you?

You didn't eat it, did you?


否定  動態(動詞)にnotを付加するか、実体(名詞)に no を付加する形式が基本だが、英語では細かいニュアンスをもつ否定表現が多彩に発達している。

never, almost, hardly, scarcely, rarely, almost never 

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