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題... 秋分の日の筑後川で気づいたこと

◆ 昨日は秋分の日。朝一番に、高良山に森林浴ツーリングに行ってきました。

 天気も良くて見晴らしもまぁまぁ良かったこともあったので、久しぶりに高良山の頂上から筑後平野を展望して、壮大な気分になれました。
 筑後平野の真ん中に幅広の筑後川が蛇行しながら悠々と流れており、その片隅にこの地方では最大の町の久留米がデンと居座っているように見えました。[#筑後川]
 改めて筑後平野を見渡すと、思ったよりは意外に狭いということに気づきました。もしかしたら、筑後川があまりにも広大だから、そう感じてしまうのかも?
 筑後川というのが気になって調べてみると、筑後川は利根川や吉野川とともに日本三大暴れ川と言われているようです。
 遠く阿蘇の外輪山や英彦山方面に降った雨も最終的に筑後川に流れ込み、昔は“一夜川”とも言われていたとか。洪水によって一夜にして流域が荒廃してしまうとの意味らしい。[#一夜川]

◆ ここ数年も、そんな筑後川の周辺では大規模な水害が続出しています。

 この夏の大雨では、うちの近所の大規模商業施設の“ゆめタウン久留米”周辺までもドップリ水に浸かってしまいました。要は、筑後川の水が溢れ出たということ。
 昔から、“水を治めるものは、国を治める”と言われてきましたが、やはり、その通り。要するに、“治水”はそれほどに大切だということ。[#治水]
 広大な筑後川をうまく治められないことには、安心・安全の暮らしを実現することは難しい。でも、治めると言っても、天気や雨などは人間の力ではどうにもならない。
 50年以上も前に想定された治水の考え方を修正する必要がありそう。50年前の想定では間尺に合わない。最近の雨の降り方は、50年前とは違うのですね。



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