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題... ガーシー氏は勝負師として“オワッ”

◆ このところの“ガーシー騒動”を見ていて、私は囲碁の梶原武雄九段を思いだしました。

 梶原氏はNHK“テレビ囲碁トーナメント”でも、しばしば解説を担当しておられていました。私は梶原氏のキレのいい解説の大ファンでした。

 梶原氏はテレビの解説で、序盤戦でも、時々“オワッ”と解説されていました。ヘボ碁の私は理解できませんが、“この碁は既に終わっている”という意味だったらしい。

 序盤戦で、梶原氏の感覚でどうみても悪い手を打ってしまうと、梶原氏は、とてもじゃないが最後まで打つ気になれなかったのだと思います。

 最後まで辛抱強く粘れば相手がミスすることもあり、逆転する可能性があっても、求道者タイプの梶原氏にはガマンできない。“天才肌の人”には良く見られる傾向。[ #天才肌 ]

 天才肌の人は“見切り”がはやい。見切りがはやいと、立ち直りもはやい。投資の世界には“見切り千両”という格言まであるほどです。[ #見切り千両 ]


◆ ガーシー氏は勝負師として既に“オワッ”ですね。

 ガーシー氏は国会の呼び出しにも四の五の屁理屈を並べたてて、日本に帰ってこない。日本に帰っても来ないのでは話にならない。試合の前に勝負の舞台から下りたのです

 呼び出しに応じて日本に戻って国会でそれなりに“一席ぶっていれば”、もしかしたら、話題が盛りあがって別の展開になったことも考えられます

 もし仮に逮捕されることになっても、私の知る限り、大した罪でもない。有罪になっても、たぶん、これくらいの罪では刑務所に行くことにはならないと思います。

 刑務所帰りでもそれなりに復活したホリエモンや、政治家では鈴木宗男氏の例もある。鈴木宗男氏は刑務所でおつとめしたら一皮むけて、政界でちゃんと出世しています。

  “ひろゆき氏”などは、裁判で有罪になり30億円もの賠償金を命じられても、その賠償金さえ踏み倒しています。日本は、そんなとぼけたことも不可能ではない国なのです。

 もう、ガーシー氏は、政界にいても相手にされないと思います。政治もエンターテイメント的な側面がありますが、おもしろくも何ともないなら政界にいる価値はない。[ #価値がない ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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