共感工房 “核戦争の危機?”

◆ 懸念すること自体は、当然のことです。

~~< 以下 引用 >~~   ■ ロシア核攻撃に「厳格な備え」 22年に米政権、危惧と報道 ⇒ https://x.gd/p1srB ■

 米CNNテレビは9日、バイデン政権が2022年後半、ロシアがウクライナを核兵器で攻撃する可能性を懸念し「厳格な備え」をしていたと報じた。米政府高官2人の話としている。小型の戦術核をロシアが使いかねないと危惧していたという。

 ロシアは22年2月にウクライナ侵攻を始めた。CNNによると、米国家安全保障会議は同年夏の終わりから秋までの間、ロシアが戦術核を使用した場合の緊急対応計画を検討した。

 ロシア軍は22年夏頃、南部ヘルソン州でウクライナ軍の攻勢を受けて苦戦。部隊が包囲される危機に陥り、バイデン政権内にそうした状況が核使用の「潜在的な引き金」になり得るとの見方が出ていた。


◆ でも、私は、基本的には、ロシアを牽制することを意識しすぎたアメリカ外交の失敗だった考えています。

 それぞれの国にはそれぞれの国の歴史や事情があるので、事情を正確に理解しないままに極端に一方の肩を持つような関与はしないのが最善だったと思います。[ #一方の肩を持つ関与はしない ]

 ロシアとウクライナの紛争に関して言えば、それぞれが納得するような落としどころを求めるような外交戦略をとることが大切でした。

 でも、アメリカの外交戦略は“とにもかくにも、ロシアが嫌い”という戦略。ということで、ウクライナに野放図に武器支援をしてきました。

 アメリカが野放図にウクライナに武器支援しなかったら、ロシアーウクライナ紛争は、それなりの落としどころに早く落ちついていただろうと思います。

 結果は、泥沼の戦争状態になってしまいました。これは、アメリカの戦略の失敗です。[ #アメリカの戦略の失敗 ]


◆ もし、ロシアが絶対的に不利にでもなれば、ロシアは、それこそ、起死回生の作戦として小規模な戦術核を使うかもしれません。

 ロシアは世界一の核兵器保有国。持っているだけで使わないのなら、“宝の持ち腐れ”。ロシアの軍関係者は、核兵器を使う機会を必死で探していると思います。[ #宝の持ち腐れ ]

 アメリカは太平洋戦争末期に核兵器を使っていますが、ロシアは、まだ、実際に使ったことはない。アメリカは使ったのに、ロシアが使ってはいけないというルールはない。

 ロシアも、実際に使って、ロシアの軍事的な底力を示しておきたいに違いない

 大型の戦略核兵器を使えば世界中で核の報復合戦になりそう。でも、小規模な核兵器なら、報復合戦に巻き込ま和れたくないから、世界も意外に使用を黙認するのではないか? [ #世界も黙認する ]

 つまり、ロシアを必要以上に追い込むのは、世界にとっても得策ではないのです。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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