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題... まさか、私の“人買い”懸念が現実だったか?

◆ いかにも、うさん臭い。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 法務省、実習生失踪で裏付け調査=野党の批判受け ⇒ http://bit.ly/2Suk8tE     山下貴司法相は4日の参院法務委員会で、失踪した外国人技能実習生からの聞き取り調査結果に野党から批判が出ていることを受け、法務省のプロジェクトチームで実習先に対する裏付け調査を行う意向を明らかにした。   立憲民主党など主要野党は、失踪した実習生2870人分の「聴取票」を精査した結果、7割近くが最低賃金未満の時給で働いていた疑いがあると発表している。

◆ 最低賃金以下というのは、私には信じ難い。

 私の周りにはいなかったので、何かの間違いでそんなことになったと信じたい。事実だとすれば、どんなカラクリでそうなったのかを厳密に調査すべき。[#カラクリ]
 中間斡旋業者が“中抜き”のようなことをしているのか、受け入れ側の企業が悪質な“ブラック企業”のような企業なのか、いずれにしても、明らかにすべき。
 これは、犯罪。これでは、私が懸念していた“現代の人買い”ですね。(→ 注1)
 またも、学生時代に専攻した“労働科学”の先生が強調していた“女工哀史”を思い出しました。こんなのは、決してほめられるやり方ではありません。(→ 注2)
 蛇足ですが、外国人技能実習制度は、麻生財務相が最高顧問の利権団体やその他の自民党重鎮たちが牛耳っている団体などが関与しているとか。
 建前の能書きはすばらしいのですが、現実は“利権”になり下がっています(→注2)

◆ わが国では、外国人労働者に限らず、すべからく“最低賃金”を守るのが決まり。

 まぁ、一時的なアルバイトなら最低賃金以下というのもアリかもしれませんが、フルタイムのちゃんとした労働では、最低賃金では生活は成り立ちません。[#生活が成り立たない]
 専業主婦や子育てなども終えた高齢者などなら、何とかいける。これらの人たちは、金額的には不満でも、少しでも生活費の足しになればという感じで仕事をしています。
 こんな人は、もし生活費に不自由していないなら、ボランティアでもするタイプの人たちだと思います。そっちの方が、やりがいもある。
 いずれにしても、フルタイムで週に40時間ほど仕事をしても、手取り収入は月に12~13万円程度。ボーナスもなし。“生活保護”と似たようなレベルというのは、いかにも情けない。
 ともかく、若くてこれから結婚して子どもも育てていきたいと考えている人では、今の日本の最低賃金レベルでは生活が成り立ちません。それは、外国人でも同じです。

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●(注1)  “人買い”云々のことについては、2018.11.20のブログ『“日本は人買いだ”と評判になってはまずい』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2Sp1QKm
●(注2)  “女工哀史”のことなどについては、2018.4.9のブログ『安倍政権は利権のデパートのようです』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2rhQCvK



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