天の邪鬼’ @安倍首相は、まさに“けしからん”輩
◆ 良識派の河野洋平氏らしいですね。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 冒頭解散「理解できない」=河野元議長 ⇒ http://bit.ly/2wHFs3v ■ 河野洋平元衆院議長は20日、日本記者クラブで記者会見し、安倍晋三首相が臨時国会冒頭にも衆院を解散することに関し、「(森友・加計問題を)丁寧に国民に説明するとずっと言ってきたのに、一度もせず冒頭で解散するのは理解できない」と批判した。 河野氏は「権力者が自分の都合で解散するのを、野党が『何だ』と思うのは当然だ。議会制民主主義の本旨をもう少し踏まえて議会運営をしてほしい」と語った。
◆ 天の邪鬼な私には、冒頭解散も十分に理解はできます。
要するに、安倍首相は、もうその話は一切の話題にしたくないということ。私から見れば、自分にかけられている疑惑について、“クロ”だと白状しているのと同じ。
折しも、北朝鮮のミサイル騒動や核実験騒動も安倍首相にとっては好都合でした。安倍首相は、国民の関心をそちらに向けようと必死の様子。[#国民の関心]
おかげで、支持率も少し改善したようです。安倍首相にとっては北朝鮮は救いの神的な存在。苦しい時の北朝鮮頼みとでも言えそうな、不思議な巡り合わせを感じます。(→ 注1)
◆ ちなみに、自民党の二階幹事長は、“森友学園”と“加計学園”をめぐる疑惑は“小さな問題”で気にもしていないという主旨のことを言ったとか。
まぁ、二階幹事長らしい古だぬき的な負け惜しみの強がりにすぎません。
でも、“森友学園”と“加計学園”をめぐる疑惑を小さな問題という発想こそが、政治家たちの不正や横暴がなくならない原因なのです。
森友学園騒動は金額的には小さな問題でしたが、加計学園の騒動は金額的にも大きい。地方自治体が補助するお金も入れると、100憶円を優に超えるのです。
しかも、これらは、単純な贈賄や収賄の騒動ではない。権力を利用した周到な根回しで公的なお金を巻きあげるというタチの悪いやり方。
ねらいは公的なお金だから税金の無駄遣いの範疇ですが、特定の被害者はいないので批判は受けにくい。“偽善者”。まことに“けしからん”ことだと思います。[#けしからん]
けしからんとは、“道理にはずれていて、はなはだよくない”ということです。
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●(注1) 安倍首相が結果的に北朝鮮に助けられているということについては、2006.10.11のブログ 『核実験もどこ吹く風』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2fckWlB ]
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