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題... 自分の存在価値を発揮できない腑抜けな政治家たち

◆ 私も同感。そして、それが政治家らしい姿。政治は妥協の産物なのです。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 「政界は敵味方入れ替わる」=小泉氏が小沢塾で講演 ⇒ http://bit.ly/2zFvq9X     小泉純一郎元首相は15日、自由党の小沢一郎代表が塾長を務める政治塾で講演した。かつては敵対していた両氏だが、小泉氏は「政界は敵味方、しょっちゅう入れ替わる」と述べ、持論の「原発ゼロ」について熱弁を振るった。講演後は記者団に、野党が共闘する必要性を訴えた。   小泉氏は、小沢氏の招きに「間違いじゃないかと思った」と切り出すと、幕末の薩長同盟とその後の西南戦争に触れ、「人間の考えは変わる」と強調。その上で自身が脱原発に転じたことを説明し、「自然エネルギーに頼る国になった方がはるかにいい」と力説した。

◆ 小泉氏は相変わらず意気盛んですが、小沢氏も負けてはいないのですね。

 私は、常々、“君子豹変す”を引用して小泉氏を“君子”だと評価してきました。見た目を表面的に取り繕いたがる政治家の中にあって、稀に見る潔さだと思います。(→ 注1)
 時事通信の記事にはなかったのですが、毎日新聞には“学べば朽ちず”との小泉氏の警句も紹介されていました。小泉氏は老いてますます盛ん。これが政治家の真骨頂。[#君子豹変す]
 蛇足ですが、毎日新聞の方では“後期高齢者になった<元剛腕>と<元変人>”という見出しのちょっと茶化した感じの記事になっていました。
 もっとも、毎日新聞の記事は、有料扱いになっていて、最後まで見ることができませんでした。この程度の記事を有料にするようでは、ネットで発信する意味がない。
 そんなだから、既存マスコミの評価はあがらないし、ましては世論をリードすることなどはできません。

◆ それにつけても、今の政治家たちは存在価値が希薄になりました。

 昔を懐かしがっていても仕方がないのですが、小泉氏たちの頃の政治家は、好き嫌いはあっても、それぞれが自分なりの存在感のようなものを感じさせてくれました。
 昨今の政治家にはそれがない。長いものに巻かれるだけの不甲斐なさ。特に自民党議員にそれが多い。そんなサラリーマン根性の“腑抜け”議員では、切磋琢磨にもならない。[#腑抜け]
 それとも、彼らは、本気で安倍政権がすばらしいとでも思っているのでしょうかね?

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●(注1)  “君子豹変す”のことなどについては、2013.11.4のブログ『首相は君子であるべき』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2NjTyRw


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