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題... それが日本の生命線

◆ “技術”は一朝一夕に確立できるものではありません。

~~< 以下 引用 >~~   ■ なぜ日系車のエンジンは優れていて、中国は追いつくことすらできないのか=中国メディア ⇒ http://bit.ly/2RDcnFZ     世界最大の自動車市場となった中国。世界中の自動車ブランドがしのぎを削る中国市場では様々なメーカーの車を見ることができる。激しい競争が繰り広げられる中国において、日系車はエンジンの性能や品質の高さ、さらには高い耐久性などが評価され、多くの中国人に支持されている。

◆ 私は、ことはエンジンだけのことではないと思っています。

 車で言えば、トランスミッションや燃料噴射装置など、車の基幹部品の多くで日本製は抜群の信頼性や耐久性があると思います。今では、ドイツ製以上と自負しています。
 そもそも、機械部品などの“ハードウェア”は、微妙な固有技術や製造技術の長年の積み重ねの結果。一朝一夕にマネできる類のものではありません。
 私は、そこらあたりが、いわゆる“ハードウェア”と“ソフトウェア”との違う部分だと考えています。[#ハードウェア]
 詳しく調べたわけではありませんが、車以外の技術でも、そうだろうと思います。

◆ たとえば、コンピュータのソフトウェアは、発想さえ間違っていなければ、優秀な人たちが人海戦術で取り組めば新しい技術を比較的簡単に開発できます。

 でも、機械的な装置などはそう簡単に開発できる類のものではありません。不断の繰り返しの積み重ねが大切です。日本人は、そんなことが得意なのです。
 最近話題になる“ファーウェイ”も、ソフト的な面の開発力が非凡で急成長しましたが、そのファーウェイにしても、日本製デバイスがないと優れた製品として成り立ちません。[#日本製デバイス]
 最終製品として優れたものを作るには、ハードウェアとソフトウェアがうまく融合することが大切です。その際には、日本製デバイスが不可欠になると思います。
 私が常日頃から“技術貿易立国”を唱えるのも、日本には、そんな技術に対する文化のようなものがあるからなのです。(→ 注1)

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●(注1)  “技術貿易立国”については、2007.2.24のブログ 『生活文明郷-ビジョン → http://bit.ly/1lsxD8A、2007.3.12のブログ 『技術貿易立国だ-10 → http://bit.ly/2Ez6qQAなどをご覧ください。


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