共感工房 “ハマスが人質をとったのは戦術の失敗”

◆ ネタニヤフ氏は、どんどん戦線を広げている感じ。ついに、宿敵のイランまで巻き込もうとしている。

~~< 以下 引用 >~~   ■ ラファでの軍事作戦、「止められる勢力ない」 イスラエル首相 ⇒ https://x.gd/jhMNy ■

 イスラエルのネタニヤフ首相は9日、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区南部ラファに侵攻して、ラファにいるとされるイスラム組織ハマスを撲滅するのを止められる勢力は世界にはないと述べた。

 ネタニヤフ氏は今回のイベントで、三つの目標があると発言。ハマスに連行された人たち全員の帰還とハマスの撲滅、ガザがイスラエルの脅威にならないと確実にすることの3点を挙げた。

 ネタニヤフ氏はさらに四つ目の目標として、ハマスはイスラエルの破壊を目的としたイランの「悪の枢軸」の一部だとして、ハマスを倒すことは悪の枢軸を倒すことでもあると続けた。


◆ ネタニヤフ氏は心底からムカつく人。

 “人は見た目が100%”は私の持論ですが、ネタニヤフ氏は、“ひねくれ者”の人となりがそのまま顔に出ている感じ。彼を見ていると、心底からムカついてきます。

 どうしてこれほど強気を装えるのですかね?

 周辺国も国連も、最近では、アメリカからさえも釘を刺されている感じなのに、相変わらず自分の個人的都合のまま好き勝手に振舞う。

 イスラエルの一般国民は、どう考えているのですかね?


◆ 私の感触では、ハマスがイスラエル人の人質をとったのが、結果的には戦術の失敗でした。

 もちろん、イスラエルも人質は助けたいでしょうが、イスラエルは最後は人質も見捨てます。イスラエルにとっては“人質は特攻隊”のような位置づけなのでしょう。

 それは、ミュンヘンオリンピックでのイスラエル選手団の虐殺騒動を見ても、明らか。テロリストの言いなりには決してならない。その点は、イスラエルは徹底しています。

 それがイスラエル。だから、イスラエルから人質をとるのは逆効果。そんなこともあるので、私は、この騒動の初期段階で、人質は全員解放するのが得策だと提案しました。(→ 注1)

~~~~~

●(注1)  人質を全員解放すればイスラエルは戦争をやめざるをえなくなるということについては、2023.11.16のブログ『イスラエルこそがテロ国家かも』をご覧ください。[→ https://x.gd/a7lrc ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?