見出し画像

題... 真の保守派は焦る必要はない

◆ 焦る必要はありません。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 自民、「保守漂流」の危機 衆目一致の後継者なく―安倍氏死去、8日1カ月 ⇒ https://bit.ly/3QsX50z ■

 自民党の安倍晋三元首相が銃撃され死亡してから8日で1カ月を迎える。保守系議員らは会合を相次ぎ開催し、安倍氏の遺志を継ぐことを確認した。

 保守派からは「安倍氏に代わるリーダーはいない。余人をもって代え難い」(中堅)と急逝を惜しむ声が絶えない。

 党内保守派の代表格で同懇談会会長を務める古屋圭司元国家公安委員長は「野心はない」とされる。安倍氏の支援で昨年の総裁選に出馬した高市早苗政調会長は、安倍氏亡き後の展望が見えない状況だ。


◆ 日本の政治家はほとんどが保守派と言っても過言ではありません。

 まぁ、共産党は、さすがに保守派とは言いにくいと思いますが … 保守派の後継者はたくさんいるはずです。

 指摘しておきたいのは、多くの人たちが混同しがちでいすが、実は、保守派と守旧派は考え方のスタンスが違うということ。[ #保守と守旧 ]

 私が考える保守派は、“歴史と伝統に育まれたものの考え方を大切にするスタンス”。私も“無党派層”を標榜していますが、まぎれもない保守派だと自負しています。

 そんなことも考えると、自民党議員に限らず、日本の国会議員の多くは本来は保守派。日本から保守派がいなくなることは考えられません。

 一方で、“守旧派は、利権を大切にするスタンス”。“利権”とは、利益を伴う(得る、専有する)権利のことです。[ #利権 ]

 守旧派とは私の造語ですが、小泉純一郎氏は“抵抗勢力”と言っていました。小泉氏流に言えば、守旧派は抵抗勢力だと思います。


◆ 私の目には、安倍晋三氏は保守派というよりは守旧派のように見えていました。

 私は、安倍政権の発足の当初から安倍晋三氏は“隠れ抵抗勢力”だと指摘してきました。

 森友学園騒動にしても加計学園騒動にしても、学校事業を自分の利権だと考えていたのは間違いないと思います。なので、あんなに強引なこともしたのでしょう。

 まぁ、考えれば、無理もない。私流に見れば、安倍晋三氏は岸信介氏の末裔。岸信介氏の無念の気持ちを受け継いでいるだけの人。だから、執拗に憲法改正などにも固執する。

 岸信介氏は、戦争前は軍国主義者たちの“富国強兵”の手足となって働いていた人。満州国の実質的責任者だったし、東条内閣では大臣も務めていました。[ #富国強兵の手足 ]

 自分なりにお国のためにがんばっていたつもりでしょうが、日本は戦争に負けました。

 戦争に負ければ、当然、その責任は政府指導者にかかってくる。ということで、岸信介氏も、“A級戦犯”になりました。無念だったに違いないと思います。


◆ A級戦犯にされれば、世が世なら、切腹して国民に謝らなければならない立場。

 日本は、昔から、“勝てば官軍、負ければ賊軍”という価値観でした。

 なので、戦犯に指名された政権幹部の人たちの中には、賊軍にされるよりはと自決した人もいる。命がけでお国に尽くしてきたことを示す“禊”で、私は、見事だと思います

 しかし、岸信介氏にはツキもあった。折しも、“朝鮮戦争”が勃発しました。今度のアメリカの敵は“共産主義者”。政治家たちが、いわゆる“ドミノ理論”に翻弄されました。[ #ドミノ理論 ]

 元々が反共産主義者の岸信介氏はアメリカにとっては便利な存在だったのでしょう。何と、A級戦犯のはずの岸信介氏は無罪放免になり、アメリカの手足になりました。

 まぁ、成り行き上でしかたがないこともあったのでしょうが、岸信介氏は、私から見れば、節操のない人なのです。

 だから、うさん臭い“統一教会”の誘いにも簡単に乗ってしまったのだと思います。統一教会は、“反共産主義”を啓蒙するために韓国で生まれた組織なのです。[ #反共産主義 ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?