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題... 梨泰院は大騒動になりました

◆ 韓国の梨泰院のことです。すごい事故でした。

 あまりの人込みで立ったまま圧死してしまう人も多かったとか。転んで人の下敷きで死んでしまうのならありがちですが、立ったままで死んでしまう人が多かったらしい。

 まさに、韓国らしい事故でした。誰かにその責任をとってもらわなければ気が済まない韓国社会では、当然、警察などの警備の当局に批判は集中することになりそうです。

 事故の数時間前から警察などには危険だから何とかしてくれとの通報があったようですが、韓国では、いきなり警察に通報しても適切な対応はしてもらえません

 もちろん、暴漢が暴れているなどのことなら早急に対応してくれますが、警備などの場合は事前の根回しが大切なのです。

 それができないなら、“君子危うきに近寄らず”に徹するのが韓国社会でうまくやっていくコツだと思います。[ #君子危うきに近寄らず ]


◆ 韓国は、“袖の下”や“権力者の圧力”でどうにでもできる社会です。

 どんな国でも何某かのそんな傾向はあるものですが、韓国は特にひどい

 以前、韓国で仕事をしていた時代に、提督(引退した海軍の将軍)の車で空港に送ってもらっていた時、その提督殿がスピード違反をしました。

 白バイの警官に止められたのですが、提督の身分証明書の下に1万ウォンのお札を忍ばせて“すまん”と謝ったら、事故に気を付けてくださいと言っておとがめなし

 会社の“連絡事務所”としての資格を維持したい時は、年に1回だけ所管役所に会計報告をするのですが、簡単な資料で難しいものではない。

 ところが、役場の官吏に難癖をつけられて書き直せと返される。友人に相談したら、書類の下に5万ウォンほどのお札を忍ばせておくのが暗黙の了解事項なのだとか。[ #暗黙の了解事項 ]


◆ ある日、日本から私が勤務している会社の社長が韓国の事務所に来ている時に、ソウル警察の外事警察の刑事が3人で事務所に押しかけてきました。

 どうやら、以前にその社長が日本でやった韓国物産展で、その社長が“外為法違反”をやらかしていたらしく、それをライバル会社にチクられたらしい。

 私はすぐに会社の顧問弁護士に電話して来てもらいました。弁護士は10分もしないうちに事務所にきて、警察署長に電話して警察所長を凄い剣幕で叱り飛ばしていました。

 結局、警察署には連行されましたが、2時間ほどで弁護士と社長は戻ってきました。そして、社長は、夕方の便で無事に大坂に帰ることができました。

 蛇足ですが、翌日になると出国当局に触れが回って出国できなくなるのだとか。出国できないと、いずれは逮捕され2か月ほどは拘束されてしまうことになるらしい。

 ちなみに、その弁護士殿は朴正煕大統領時代にKCIAの長官のようなことをしていたほどの実力者で、怖いものなし。警察署長クラスでは太刀打ちできないのです。[ #実力者 ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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