天眼流’ @カーリングという競技は誰が考えたのでしょう


◆ あんなバカバカしそうに見えることに熱中する人たちが、私は大好きです。

 カーリングは氷の上をデカい石を滑らせて投げて得点を競う競技。
 スポーツと言うよりは“ゲーム”。その点ではゴルフと似ています。もちろん技術も必要でしょうが、むしろ、作戦とか知力などが決め手になる競技のようです。[#ゲーム]
 おもしろいのは、投げた石の前の氷を2人がかりでモップ(?)で磨くところ。場合によっては、3人で磨いています。
 この類の競技は他にはありません。磨き方が尋常ではない。命がけで磨いている感じ。あの真剣な様子を見ていると、思わず応援したくなる。
 石を投げた人の表情もいい。投げた後もキッと一点を見ながら、磨き手に大声で指示を浴びせる。自分は目標に向けて細心の注意で投げたのでしょうが、結局は“他人任せ”。[#他人任せ]
 そこらあたりが、いかにも“人間的な競技”で、趣味的な観戦競技として最高です。[#人間的競技]


◆ 誰が、モップで氷を磨くなどという奇抜なことを思いついたのでしょうか?

 モップで磨けば、ある程度までは投げた石をコントロールできるもののようです。なので、みんな、あんなに必死で氷を磨いているのでしょう。
 しかも、磨く道具がただのモップというところがいい(もちろん、ただのモップでもないのでしょうが…)
 まぁ、あの石は高そうだし、履いている靴もどこでもは売っていない感じの特別な靴に見えます。それに、チーム競技なのでひとりではできないところが難点ですかね。
 でも、スキーやスケートほどズバ抜けた体力は必要ない気もします。うまくなるには才能や努力も必要でしょうが、誰にでもできそうに感じるところもいい
 私の印象では、技術と知略の競技という印象です。私もやってみたくなりました。カーリングは一度やったらのめり込んでしまいそうです。[#技術と知略]


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?