6月16日 共感工房

◆ 長期戦なら、外国勢は支援しない方が良い。

~~< 以下 引用 >~~   ■ ウクライナは戦闘能力維持 米長官、軍事支援加速訴え ⇒ https://www.47news.jp/9462871.html ■

 オースティン米国防長官は訪問先のブリュッセルで15日、侵攻したロシアへの反転攻勢を続けるウクライナ軍は激戦に直面しながらも、依然として十分な戦闘能力を維持しているとの認識を示した。ウクライナ防衛を巡る関係国会合で、参加する約50カ国に軍事支援の加速を訴えた。

 国防相会合に先立ち、関係国会合を開いたオースティン氏は冒頭のあいさつで「ウクライナの戦いはマラソンであり、短距離走ではない」と指摘。武器や弾薬などの提供を長期的に続ける必要があると強調した。


◆ 実は、アメリカは長期戦は得意ではない。

 アメリカの得意な戦い方は短期決戦。豊富な物量で一気に叩くのがアメリカ流。日本がアメリカに負けたのも圧倒的な物量の差でした。イラク戦争もそうでした。[ #短期決戦 ]

 日本は核兵器という非人道的な“悪魔の兵器”を使われて降参しましたが、ベトナム戦争では枯葉剤で全土を焼き払おうとしても、ベトコンはへこたれませんでした。

 叩いても叩いても、ベトナムの兵士は立ち上がって向かってくる。アフガニスタンもベトナム戦争の構図と似ていました。

 一時的にはアメリカの傀儡政権によってアフガニスタンはアメリカに従属した格好になりましたが、結局、アフガニスタン固有のタリバン勢力にしてやられました。

 長期戦を覚悟でしぶとく抵抗されると、アメリカも対応できないのだと思います。


◆ 相手がしぶとく粘れば、そのうちにアメリカ(兵士)は戦いに嫌気してくる。

 これまでのアメリカの戦争では、“独立戦争”以外は、自国を守る戦争ではなく外地で戦う戦争が多い。

 戦闘好きが多い“特殊部隊”の兵士などはそうでもないと思いますが、一般的な兵士の心理としては、外国まで出向いて殺し合いをするのはバカバカしいと思うのが自然

 だから、アメリカも、ウクライナ戦争では若干の兵器を支援するだけで本格的な支援はしない。それに、戦争が長引けは、アメリカの兵器産業はそれだけでも潤う。[ #兵器産業は潤う ]

 私は、アメリカの国防長官の発言は、額面通りには受け取れません。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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