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[54本目]おでんはうどんになり、そしてカレーになる

寒くなってくると月に2回くらい作るおでん。いつの頃からか、おでんをうどんとして食べ、その後、おでんはカレーになるようになった。

おでんにうどんを入れるようになったのは、下北沢にあるおそば屋さんの広栄屋で季節ものとして「おでんそば」というメニューがあったからだと思う。ただ、なんとなくおでんにはそばではなくうどんのほうが合う印象だったので、うどんを入れるようになったのだと思う。

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広栄屋のメニュー、左下に「おでんそば」というメニューが。870円って、絶妙な値段だなと思ったけど、「冷麦」870円の方がさらに微妙だと感じてしまう。

ちがう、うちの場合、でかい鍋一杯におでんを作り、翌日空いた部分に直接うどんを投入する。

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丼にうどんとおでんの具材を盛り付け、おでんうどんが完成する。おでんのつゆは、そのままうどんのつゆとして代用する。

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そして、さらに残ったおでんに市販のカレールーを投入し、おでんはカレーになる。

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おでんの残りを別の鍋に移し、大きな具材はキッチンばさみで切り分け、水分を調整しルーを投入する。もはや、具材には出汁の味が染みこんでいるので、あまり煮込む必要もない。

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カレーではほとんど使わない具材ばかり、出汁との相性も良く和風のカレーが完成する。個人的には普通の具材によるカレーより、遙かに好きだったりする、昆布とかこんにゃくとかどう考えてもカレーに入ってない具材が面白かったりする。まあ、お肉とか入ってないから物足りない感じはあるけどね。

話は変わって今年の正月、正月は毎年おせちを作るわけですが、絶対に残るのが煮染め。ええ、もうお気づきだと思いますが、煮染めをカレーにしてみました。

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まだ、おせち状態の煮染め(左下)。

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今年の煮染めはなんだか人気であまり残らなかった。

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今年初チャレンジの煮染めカレー。おでんに比べると甘みが強いので、黒胡椒、、じゃなくて黒七味を入れてみた。まあ、大量に入れすぎてさっぱり訳の分からない味になってしまったけど、、、。なんだろう、まあアリだと思う。おでんに使わないタケノコやごぼう、極めつけはしいたけだよな。ちなみに、小さめの紅白はんぺんが残っていたのでそれも投入しましたが、さっぱり表現不能な味でした。

うーん、煮染めよりおでんの方がカレーには合いますね。煮染めについては一時期天ぷらにした時期がありましたが、正直あんまり美味しくなかった。というわけで、天ぷらよりカレーにリメイクの方がいいと個人的には感じています。あれだな、普通のカレーじゃなくてスープカレーにした方が合いそうだな。でも、スープカレーだとお野菜は素揚げにしないと、、、めんどいな。はい、来年はスープカレーにしてみます。

そして、よくよく考えてみると広栄屋の「おでんそば」を食べたことないので、次行ったときに注文しよう。広栄屋全メニュー制覇シリーズの第31弾は、「おでんそば」に決定。そばにするかうどんにするのかが悩ましい。

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