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【RX 山本健一】全日本マスターズ選手権 個人タイムトライアルロードレース大会 2位


自転車はこれ。ホイールは気象状況に応じてチョイスした


TTバイクのレギュレーションが高身長者にも寛容になり、ポジションを出しやすくなった。

23年シーズン最後の大勝負、年代別のマスターズ全日本選手権に出場。東京都大島町の公道パームラインを舞台に20.7kmの個人タイムトライアル。誰の力も借りず、自身のタイムのみが評価基準となる。
1周目/14分17秒(全体1位)
2周目/14分45秒(全体3位)
フィニッシュタイム 29分02秒 (2位)
昨年と比べ24秒短縮できた。また前回の優勝タイムは超えることができた(ハズ)が 4.9秒差で2位という結果。長期的にいろいろあって突貫の調整ながらもベストを尽くせたという思いもあるので、この辺りが競技の潮時か……。
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出走前に優勝した伊織から「すぐにヤマケンに追いついて付き位置でいきますよ」と心理戦を仕掛けてくる。昨年のタイム差は23秒差だったので、そう言いたくなるのはよくわかるが、沈黙は金。国営テレビにも出ていたり結果を残さないととか得体もしれないプレッシャーの中で走っているんだろうなあ。

おそらくフィニッシュ直前にプッシュしているところ。スピード感ゼロ

さて定刻でスタートして気持ちよく加速できているのがわかる。疲労も抜けて調子は良い、と思ってペダルを踏む。強い追い風で軽く50km/h以上でる。理性も働いてかなり抑え気味で走らないとまずいな、と思いながら折り返しで伊織とほとんど差が詰まっていないことを知り、復路から踏めるとこまで行ってやろうとメーターを一切見ないでペダルをプッシュする(コースレコードの末岡くんは60km/h以上で巡航したそうだ)。おそらく2周目の往路までは非常に良いペースだったと思われるが、折り返しのUターンがうまくこなせず、大ブレーキを踏んでしまう。しばらくは加速に時間をエネルギー費やしてチグハグになってしまい、パワーロスがひどかった。コース中間地点に鎮座する唯一の丘を越えた下り以降、スピードに乗せてピッチを戻そうとするが後の祭り。2周目は大幅にラップを落としてしまう。ながらも伊織にはもちろん追い抜かれることはなくフィニッシュ。少しの失敗が結果に響いてしまった。
まあ寿命を考えるとチャンスはあと30回くらいあるので気長にやるか。

出走前から不安で、夜しか眠れなかった。もう少しメンタル的に強くなる方法をつかんで、次回の挑戦に向けて明日からまた頑張ろう。


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