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医療者が街に出てこないなぁと思っているあなたへ。

(僕は「まちづくり」が好きだ。というより、「まちづくり」をしている人たちが好きだ。ディベロッパーとか都市計画の学者とかそういう話じゃない。建築士、デザイナー、八百屋さん、レコード屋さん。みんなが自分の専門性をいかして、ちょっとでも街に住む人たちのためになるようなことをしよう。そう思って、活動している姿が好きなんだ。

建築士が仕事場をコミュニティスペースにしたり、Webデザイナーが地域を紹介するこじんまりとしたローカルメディアをたちあげたり。

そういう「プライベート」だけではなく、ちょびっと「パブリック」を考えているような人が好きなのだ。そういう人たちは都会でも地方でも、集まっていく。住む場所、働いている場所、そこからちょっと離れた場所。活動する場所は違っていても、ローカルに対する熱量から、盛り上げようとかおもしろい街にしようとか考える。ローカルメディアを造ろうと思えば、ライターやWebデザイナー、編集者など、専門性が必要になってくる。コミュニティスペースも同様だ。だから、ローカルが活動する人たちはつながっていく。つながって、一緒になにか作っていく。

だいたいそういう人たちが集まる場所がどのまちにもある。コミュニティスペースだったり、映画館だったり、本屋だったり、レコード屋だったり、ゲストハウスだったり。ローカルで活躍している人たちが集う場所。僕は旅行に行ったときは、そういう場所を探し当てて行くのが好きだ。友達に聞いたり、ソトコトで見かけたり、ツイッタ―で見かけたりした情報をもとに訪ねてみる。熱量をもって、ローカルに向き合っているひとたちだから、その街のことをよく知っている。その街を旅行するときに、一番その街で暮らしているかのごとく楽しめるプランを教えてくれるはずだ。まちづくりの話をするのももちろん楽しい。

そういう場所に行くと、決まって言われるのが、「まちづくりに関心のあるお医者さんに会ったの、はじめてです」というセリフだ。じっくり聞くと、まちづくりをするコミュニティで人づたいに話をしていっても、絶対に「医療者と教師」には当たらないそうだ。本当は医療と教育はその街で暮らしているにあたってかなりのウェイトを占めるから、まちづくりに入って欲しいけど、会うことすらない。どうすえばいいんだろうかと悩んでいた。たしかにそういう医療者は僕の周りには多くてもなかなかいないよなぁと感じる。医療者が街に出てこない理由でなんとなく思い当たる節があるので、ちょっと考えてみよう。

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守本陽一(もりもん)

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守本陽一(もりもん)

研修医です。兵庫県豊岡市で屋台やらまち歩きやらしながら、新しい医療×まちづくりを模索しています。ご連絡は各種SNSのDM/メッセージかmorimon1254@gmail.com からどうぞ。

ケアとまちづくり、ときどきアート。

なぜケアとまちづくりが必要なのだろう?病院を地域に開いた方がいいのはなぜ?アートを介護に持ち込むと良さそうなのはなぜ?地域包括ケアシステムの中で一大ブームになっている「ケアとまちづくり」「ケアとアート」。多くの実践例に足を運び、自身も「モバイル屋台de健康カフェin豊岡」で...
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