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WBCのヌートバーと中居くん。


日本の優勝で終わった今回のWBC。
感動しまくりで、何を見せられてるねん状態の連続でした。

日本中でこのWBCのことを、沢山の人が語っています。
語るべき対象は、大谷のこと、ダルビッシュのこと、村上のこと、栗山監督のことなど山ほどあると思いますし、今大会の結果や辿ってきた道のりは、ほぼほぼの人が知っているので、これらのことは今さら書く必要はないと思います。

なので、僕が個人的に心揺さぶられた2人のことについて書きたいと思います。



まずはヌートバー選手。
侍ジャパン初の日系人として迎え入れられたヌートバーは当初、メジャーリーガーという情報は入っていましたが、ほとんどの人にとってはどれくらいの活躍をしてくれるのか未知数の選手でした。


大会本番。
蓋を開けてみると、ヌートバーは一気に国民の人気者になります。

僕的に理由としては、

・結果を出したこと
・ビジュアルの良さ
・名前
・日本に溶け込んでくれたこと

があると思います。

試合において重要なヒットを多く放つなど、しっかりと結果を出したことは言うまでもありません。
去年やっとメジャーに定着した選手らしいのですが、気持ちの乗ったプレーは、国民の心を動かしました。

あと、顔がカッコいい。
端正なビジュアルも人気を得る要因だったと思いますし、
目の下のアイブラックや、ペッパーミルなどもキャラクターとして惹きつける魅力だったと思います。

そして、名前がめちゃくちゃいい。
ヌートバーて。アメリカ人の名前として聞いたこと無さすぎません?
「ヌ」から始まるんですよ?珍しすぎません?

仮に彼が「ジョンソン」とか、「ジェームズ」とかやったらこんなに人気になってなかったと思うんですよ。
言いたくなるもん、ヌートバーは。


そして何より、彼が僕らの心を鷲掴みにしたのは、日本に溶け込もうという姿勢。
アメリカ育ちなので日本語は話せませんが、試合前の掛け声の「さあ、行こう!」など、一生懸命日本語を使っている感じや、選手みんなと仲良く練習している姿とか見ているとたまらないですよね。

日本人って、日本のことを好きになってくれる人が好きじゃないですか(どの国も同じやとは思うけど)。
選択肢の一つだったにもかかわらず、わざわざ日本代表として戦うことを選んでくれた。
そんなん「ありがとう」しかないですよね。

お母さんも、息子が自分の生まれた国を選んでくれて、周りに溶け込んでくれて、また、周りの選手たちも溶け込みやすい環境を作ってくれて、それを目にできるなんて、ほんまに感動しますよね。。


あと、ヌートバーから学んだことは「熱くなることの大切さ」です。
とりあえず熱かったですよね。

味方がいいプレーをしたら全力で喜ぶ。
相手に上回られたら全力で悔しがる。

日本のユニフォームを着ながら見せる、アメリカ仕込みのリアクションに度々心動かされました。

やはり、言葉だけとか理論だけとか、そういう綺麗事や上辺ではなく、チームや組織を動かすのは何よりも「熱さ」が大事なんだと、改めてヌートバーに教えられました。


大谷もそうですが、多くの新規ファンを獲得したという意味で、ヌートバーが野球界にもたらしたものはあまりに大きいと思いますし、日本におけるWBCの価値を上げたと言っても過言ではないと思います。




もう一人心揺さぶられたのは、中居君です。
一時期はご病気をされて、ファンならずとも多くの人が心配していましたが、見事に元気になられました。

中居君は侍ジャパン公式サポーターとして、大会通じて全試合の取材をしたり、解説などをしていました。


改めて中居君のすごいと思ったところは、「野球を好きな気持ち」「タレント性」です。


生粋の巨人ファンで、大の野球好きということは芸能界における常識となっていますが、今大会でもそれは見られました。

試合中の解説でコメントを求められた際に、すごく大事な局面が訪れた時には、自分の話を止めたりするなど、純粋に野球の魅力が分かっているからこその立ち振る舞いがお見事でした。

目立つのは自分じゃなくて、あくまで選手であって、野球そのもの。
国民的アイドルだった人とは思えないジャーナリズム精神と、野球というスポーツに対するリスペクトに感服しました。


にもかかわらず要所要所で見せるタレント性。
残す言葉のパンチ力がさすが芸能界を代表する名MCでした。

メキシコ戦。劇的なサヨナラ打を放った村上に対して試合後、中居君が言った、
「おはようございまーす!」
は、めちゃくちゃ印象的でした。
おそらく今大会を追い続けていたファンからすると、村上に対しての気持ちを代弁しながら、それをポップに表現する様を見て、「さすが中居君」と思ったことだと思います。

そしてアメリカとの決勝で、9回に登板した大谷を見て放った「泥だらけのストッパー」という言葉はTwitterのトレンド入り。

やはりエンタメとして、視聴者に刺さる言語感覚を持っている方なんだなと改めて思いました。

野球の魅力を伝えることが最優先ではあるけど、しっかりお茶の間が楽しめる工夫をしている。
エンターテイナー中居君のすごさをWBCを通して感じました。




それにしても、以前も書いたように今年はスポーツイベントが目白押しですね。
サッカー、バスケ、バレーボール、陸上、ラグビーと世界大会がいっぱいあります。

思う存分楽しんでいきましょう!!
僕も熱さ全開で更新できればと思います!!

それでは、また!!!




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