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Jリーグ観戦記〜京都サンガF.C.vsFC東京〜


年に一回ぐらいのペースでしか生観戦出来てなかったJリーグ。

「Jリーグ観戦記」と銘打っておきながら、しょっちゅう観に行けるかどうかはわかりませんが、出来るだけ今シーズンは観に行きたいなと思っています。



2023年シーズン初の観戦は、第3節FC東京戦です。

開幕してから2連敗の京都。

昨シーズン、参入プレーオフで熊本と引き分け、16位ギリギリで残留を決めました。

今シーズンも波に乗り切れない状態でスタートを切ってしまったので、3戦目にして初勝利が欲しいところです。



サンガスタジアムの最寄駅は、JR嵯峨野線・亀岡駅。
大阪駅からだと、大体1時間半くらいの距離にあります。

地元にある二条駅からだと一本でいけるので、一度実家で荷物を置いて、中学時代の同級生と集合してから一緒に行くことに。

キックオフは14:00。
早めに亀岡駅に着いて、駅周辺のスタジアムグルメを楽しもうということになり、12時二条駅集合に設定しましたが、シンプル遅刻をしてしまいました。
平謝りスタートでのサッカー観戦です。

JR二条駅。
中学の時に出来た、駅となりの「Bivi二条」。
TOHOシネマズが入っている、地元民のユートピア。



普段、大阪に帰る時は基本阪急に乗るので、あまり使わないJR二条駅。
たまにしか利用しませんが、駅舎が気に入っています。

1996年に新しくなった駅舎。
ちなみに、旧駅舎は京都鉄道博物館に移築されている。


快速が無かったので普通に乗り、30分弱で亀岡駅着。

スタジアムはJリーグ屈指の駅近物件。
線路からすでにスタジアムが見えるくらいの近さです。

亀岡駅。こじんまりしてて可愛い。


駅からスタジアムに向かう途中に広場があり、そこに屋台が出ていて、たくさんの人で賑わっていました。

晴れてたので最高。


芝生に座るもよし。ベンチに座るもよし。
デートにも持ってこいの雰囲気。
奥の方には子供向けの遊具もあり、家族連れでも楽しめるようになってました。

こういった、サッカーだけではなく、ふらっと遊びにくる感覚や、少しばかりの非日常を味わってもらおうというクラブ側の努力を感じて、もっと多くの人に魅力が伝わればいいのになと思います。

とはいっても京都はJ1なので、お客さんが少ないわけではありません。
常に人気クラブとの対戦が多く、この日も相手は日本代表・長友佑都などが所属するFC東京。
赤青のユニフォームを着たサポーター達も大勢駆けつけていました。

ホルモン焼きそばにビール。最高。


そんな中、偶然出くわしたのが同期の丸亀じゃんご北村。
根っからのサンガサポで、今やサンガの番組を担当するまでになった生粋のサッカー好き芸人。

しっかり自分の好きな事を仕事に繋げていて、本当に尊敬します。

さながらユースのコーチ。左は売れないラッパー。


キックオフを間近に迎え、会場に向かいます。
2020年に完成したサンガスタジアムは本当に綺麗。
初めて来た同級生も「思ってたよりすごい」と感動していました。

サンガスタジアム


そう、彼の言う通りサッカースタジアムって、
「思ってたよりすごい」
のです。
距離感と開放感がその醍醐味だと思います。

長年クラブが京都市から借りて使っていた西京極陸上競技場。
そこから移転し、現在は陸上トラックの無いサッカースタジアムです。

現時点で関西にあるJ1クラブの全チーム(G大阪、C大阪、神戸)がサッカースタジアムなので、臨場感あふれるサッカー体験が出来て、関西のファンはうれしい限りですね。

綺麗さと開放感に溢れたスタジアム。


モニターに映る選手紹介VTR。
テーマソングは京都出身バンド、10-FEETの「第ゼロ感」。
映画「THE FIRST SLAM DANK」の主題歌です。

「10-FEET、ええタイミングでええ曲出したな〜。スポーツにピッタリやな〜」と感慨深くなったところで選手入場。

今シーズンからついに解禁された声出し応援。
両クラブのサポーターが全力でチャントを叫びます。

声出し応援やっぱり良い。
アウェイも満席。


やっぱりこうでなくっちゃですよね。
スポーツ観戦において、声を出して全力で応援するということは、より雰囲気を掻き立てられるし、ボルテージも上げることになる、観客にとって特別なものです。



昨年就任のアルベル監督の元、質の高いサッカーを繰り広げている東京相手に劣勢も覚悟していましたが、前半からアグレッシブに攻める京都。

VARにより、今季水戸から加入の木下選手のゴールは幻の先制点になりましたが、それでも攻撃的な姿勢を見せ、守備面でも相手に決定的な場面をそれほど与えませんでした。

何気に初めて生で見たVAR


いやー、それにしても生長友はかっこよかったです。
右サイドバックでの出場ということもあり、前半は目の前で観ることが出来ました。

テレビで見るよりデカかったです。
やはり、日本を代表するアスリート。

ゴツい
スローイン時

あと、今季マリノスから加入した仲川輝人選手のスピードがめちゃくちゃ脅威でした。
仲川選手も実際見たら大きく見えたな。
スポーツ生観戦あるある。

39番仲川選手。プロフィールでは161cm


試合は後半、攻守に渡って安定した活躍を見せていた21歳のキャプテン、川崎颯太選手がヘディングでチームの今季初ゴールを飾ります。

その後も攻め続け、白井選手が獲得したPKを、今季G大阪から移籍したエース、パトリック選手が落ち着いて決め、試合はそのまま終了。

京都の今シーズン初勝利を目の前で見ることが出来て、感無量でした。

歓喜
2-0完封勝利!


いや〜選手みんなよかったです!

特に川崎選手。21歳とは思えない冷静さで、彼がボールを持つとチームに落ち着きとリズムが生まれるんですよね。
攻撃のスイッチを入れる役割で、本当に効いていました。

あと、右SBの白井選手。
フル出場にも関わらず、終了間際でもハードワークを見せるその姿勢は、相手を嫌がらせるのに充分な役割を果たしていました。

やっぱり勝ち試合を見るというのは格別なものですが、このチームは応援したくなる何かがあるんですよね。
みんな頑張っているなという闘志が見えます。
今シーズンは去年よりも、絶対良い結果を残して欲しいものです!



試合を見た後は、亀岡から二条に戻り、そのまま銭湯から美味しいご飯の黄金コース。

白山湯六条店。サウナ最高。熱い。
水が綺麗な事で有名な銭湯で、
水風呂の水を汲んで持ち帰るお客さんもいた。
クラフトビールのお洒落な店。渋い。
志賀高原ビール。苦い。
同級生のじゅんぺい。丸い。
焼き鳥の名店。美味い。
地元の好きなラーメン屋。食い過ぎ。丸い。


試合にも勝ったし、サウナにも入れたし、美味しいお酒とご飯も食べれたし、スポーツ好き2人で延々Wikipediaでクイズ出し合ったりと最高の一日でした。

ていうかJリーグのサポーターって、いろんな各地のスタジアムで試合を見た後、ご当地グルメを楽しんだり、観光したりと、サッカーだけではない楽しみをたくさん味わえてるんですね。

地元・京都ですら楽しかったので、遠方で泊まりやとなお楽しそう。

めちゃくちゃ健全な趣味ですね。いいですね。
食べ過ぎて体壊したら意味ないですけど。



今年はいろんな街に行けたらいいな。
サッカーとごはん最高!



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