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新潟どこ地方?問題についての私考(中編)

以前(2023年8月だったのでだいぶ前に)・・・

<新潟どこ地方?問題についての私考(前編)>を寄稿した。そして

と言う形で前編を閉めた。今回はその続きである。

今ある認識は東京と京都を中心としているから

結局・・・

前編の時に使ったこの考え方って、日本地図が

このように表示しているところからの認識によるものと個人的には考えている。

こうなっているとどうしても「江戸時代の五街道」は東京中心とした放射で国づくりをイメージして見てしまうし、「古代中世の五畿七道」は京都中心の放射で国づくりをイメージして見てしまう。
そこから我々はこのような形での日本・地方の地域分けを認識していたと個人的には考えている。

これって中央集権・一極集中を植え付けさせるには持ってこいという印象だ。

しかしここで日本地図を

このように変えてみるとだいぶ印象が違ってくるはずである。俗にいう逆さ地図である。
ということで以前グランクラス編の寄稿時に取り入れた「地図を回転してみた考察をしてらどうなった?」という考え方より話を進行してみたい。

新潟を下に置いてみるとイメージが違う

そこで今回はこのような地図をキャプションしてみた。(下記)

こうすると、この地図からこういう国土軸のイメージができるのではないか?と考えたものが下記の画像。

通常の日本地図だとスーパーメガリージョン(俗に言う三大都市圏の経済交流線)を下に置いていて下側を中心として放射状に・・・というイメージのまま新潟を下に置くと新潟が放射状の中心に見える。普段の認識を逆手にとると見えないものが見えてくる。

従ってこれらのことから新潟はどこ地方にも属さない新潟中心の「新潟地方でもいいんじゃね?」って話になると思っている。

ただしここでちょこっと追記

ただし「北信越」か「北関東信越」でのいいと前編で話したのは、ここに高速道路の上信越道と北関東道の軸を加えると・・・

「北信越」の観点からも「北関東信越」の観点からも連携がとられることを追記しておきたい。

締めの言葉 そして・・・

今回は新潟が放射状の中心の見方より「結局新潟地方じゃん?」という国土軸観を記したが、実際これだけじゃ薄い。なぜなら「北信越」の観点も「北関東信越」の観点も両立できるからだ。

ならば・・・ということでもう一つの見方を最後の後編で記すことにする。

(続く)

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