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1日1とーん

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書くことを忘れないためのつぶやき集
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2019年3月の記事一覧

雇われの身である人にとっては、体より大事な会社なんてない。限界を超えて頑張って疲れを感じなくなったり、頑張る、しか言わなくなったり、はヤバイんだよ、ということを、会社で頑張りすぎてしまう周囲を見て思います。頑張るのは勿論大事。ただ敢えて、新年度を迎えるにあたって記しておきたい。

女性という枕詞がなくても評価に値する、と周囲に言わせる人は本当にカッコいいと思うが、一方で、自分はあくまで主体的な選択として、様々な場面で女性という文脈で甘えたり、逆に妥協したりしている。というように、ジェンダーを一例としたダイバーシティの論点は、そんなに簡単に結論が出せない。

この1週間は、かなり大きな節目が来て、その反動で体調を崩し寝込み、という、心身ともにアップダウンの激しい日々だった。でも、そういうときこそ踏ん張って書き続けられない自分が本当はすごく嫌いだった。元気になったいま、私はなんのために書いてるんだろう、と、もう一度自分に問いかけている

情けは人のためならず、といいつつ、そんなに他の人に構ってたら自分が潰れる、と思っていたけれど、自分の芯を保ちつつしなやかに他者に情けをかけられる人は確かにいて、そしてその分信頼も厚くて、その匙加減を学びたいな、と近くで見上げてる。

子供の頃はすぐに「ムカつく!」だったけど、最近は「あれってよくよく考えたら超ムカつく、キーーー!」となったのは、大人になったんだか、その場での空気を読んだ振る舞いを無意識に習得したんだか、瞬発力や感受性を失ったんだか、なんなんだろうな。誰も不快にしないで切り返す技、身に付けたい。

アカデミックな世界で生きることの厳しさは垣間見たつもりだから、陰で醒めた物言いをするひともいるのは分かるが、それでも私はその決断が尊いと思ってるよ。と大好きな元同期へ。安定から離れることに、現実を見ろ、と必ずしも肯定的ではない世の中だけど、自分が共感できるときは、心から応援したい

とびきりいい靴をはくの
いい靴をはいてるとその靴がいい所へ連れて行ってくれる

 ってずっと心に残っていて。卑近な話だけど、ずっと私版の靴が合わずにセミオーダーの靴を買ってから、毎朝の通勤や休日の予定に向かう気持ちまで軽くなった気がする。出不精な私にひとつのきっかけをくれた言葉。

東北すっごいいいとこで、すっごい素敵な人たちがたくさんいて、美味しいご飯もきれいな景色もたっくさんあるからみんな行こうよー!!!というのが、今年の私なりのこの日の迎えかたです

関連 #03 ボランティア精神ではないけれど
https://note.mu/ymtone/n/nb242adbc27d9

いつまでも受験の話すんなよ、と思う時期もあったけど、社会人になった今、自分を省みる節目のひとつとするのは、それはそれでアリかもしれない。あのときの二重の意味での「選択」の先に、いまの私がいるのだから。受験生のみなさん、大学合格おめでとうございます。

戦時中の絵画の戦争/美術は二項対立で語れるものじゃないー、というのが最近の大きなインパクト。作品に表現するにせよしないにせよ、その背景としての戦争は切り離せない、という重層性や不可分性は、物事を整理して見せようとする業界の思考に染まりかけていた私にとって、ある意味原点回帰だった

ある人のことを「わかる」、というのはとても繊細な言葉だと思う。「わかられる」側も、ときに「わかられたい」し、ときに「そんなに簡単にはわかられたくない」。相手のことをひとまず"了解(≠納得)"し、自分なりに解釈を試みたうえで、その解釈に納得感があっても押し付けないことなのかな。

「明日は雨」ーと聞くと、頭痛だし眠くなるし服や靴やカバンは濡れるし手は冷たくなるし室内は湿気だらけだし最近傘壊れたし最悪だな、と頭のなかを一瞬で駆け巡る。雨の日の楽しい過ごし方、誰か教えてくれないかなぁ。毎日できることなら楽しいこと探していたいし、雨の日の楽しさ、ゆったり募集中。

仕事の話しかできないつまんない奴になったもんだな、と若干落ち込んでいたら、学生から採用云々より人として面白かったからまた話聞きたい、って言われたのがとてもとても幸せ。畏れ多いけど、ちょっと長く生きたぶん、妥協や同調も知っていながら、それでも面白さを出せるひとでいたいなぁ。

自分のためになら頑張れるときと、ほかのひとのためになら頑張れるときと、なんのためにも頑張れないときがある。そうわかっているから、誰かのために頑張れるくらい元気なときは、ちゃんと頑張ってみよう、と、今日がすっきり思える日でよかった。