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1日1とーん

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書くことを忘れないためのつぶやき集
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#仕事

人混みが大嫌いで、通勤電車も渋滞も大嫌いな私は、合理的な選択として出勤することを選んだはずなのに、閑散としたオフィスや、帰ってただいまが返ってこない家に、たまらなく寂しく思う。季節感って、感情とセットで刷り込まれているのかも知れない。

どう振る舞えば下が付いてくるのか、というのはすごく難しい。優秀で人格者で、非の打ち所のない人から、「こうはなれない」と部下が去っていくという話に、やるせなさと悩みが深くなる。人格者だと思ったことはないが、抜けてて可愛がられるタイプでもないし、目指すべき姿が定めづらいなぁと。

見てる人は見てるし、いつか自分の番が来る、と思うことでしか、頑張れなかった日々にちょっと光当たる出来事があったので、あのときの自分に頑張ったねと言いたい。頑張ることすなわち報われる世の中じゃないけど、まだ少しは、頑張りの積み重ねを信じられる気がした。

機械的な数字の羅列や細々した事務作業が得意な人もいるが、私は完全に物事を文脈で理解するタイプなので、とりあえず丸暗記、なんでもいいからやっといて、という作業がかなり苦手だ。形から入って深めていく人もたくさんいるだろうから、理解の仕方は様々だということを心に刻んでおきたい。

職場で遅い昼ご飯を買いに15時頃、パン屋さんにて会計を待っていたら、60歳くらいの男性がこのお姉さんに先に会計してあげて、って。この数週間、キリキリした環境で働いていたから、そんな一言に泣きそうになってしまった。あの方がたくさん買ってったパンで、周りの人が幸せになっててほしいな。

少し仕事に前向きな集団にいると、SNSでも、雑誌でも、休日であれ何かをすることを常に強いてくるけれど、思いきってなにもしない日、を作ることが、こんなにも自分の気持ちにゆとりを与えるとは。なにもしない日、早く来ないかなぁ。

いろんな出来事があった連休は、ものすごく楽しんでリフレッシュしていたはずなのに、あまりに短くて、最終的には疲れを感じてしまう、そんな日々だった。仕事に行き、10日前と同質の疲労を感じながら、休むって難しいよなぁと、改めて感じた次第。

聞く前に考えろ、仮説を持ってから話せ、と言われることも多いが、最初のうちはわからないことは何でも聞いた方が、結果的に効率的だと思う。というのを、電車で隣に座った新卒入社の女の子に話しかけてた酔っ払いのおじさん、きっとその子には理解されてないと思うけど、わたしもそう思うよ。

昨日はわたしにとってちょっと特別な日だった。いろんな人から連絡をいただいたなかで、「今日は平成最後の満月ですよ」という表現がとても素敵で。夜遅くオフィスを出た自分を照らしてくれるような気がした。

1日家で仕事をしていると、メイクはしなくていいし着替えも適当でいいし気兼ねなく集中力切れたから15分休憩!とかできる。もっと浸透してほしいなぁと思う一方、確かに対面のコミュニケーション大事だなぁと思うこともあるから、組み合わせなんだろうなぁ。

ちゃんと話してみるだけで、誤解がとけたり、すれ違いを防げるのは、考えてみれば当たり前の気がするのに、普段は結構疎かにしてしまう。なんとなく察してとか、空気を読む美徳も確かにあるけれど、それを否定するものでもないけど、それでも話してみることは本当に大事と痛感する。

いまのところ、仕事に生活すべてを捧げる気は全然ないのだけれど、少なくとも仕事が素を出せるー受け容れられるー場所であることは、なんとなく"生活のすべてではないが多くを占める時間"を、少しは過ごしやすいものにしてくれている気がする。

雇われの身である人にとっては、体より大事な会社なんてない。限界を超えて頑張って疲れを感じなくなったり、頑張る、しか言わなくなったり、はヤバイんだよ、ということを、会社で頑張りすぎてしまう周囲を見て思います。頑張るのは勿論大事。ただ敢えて、新年度を迎えるにあたって記しておきたい。

情けは人のためならず、といいつつ、そんなに他の人に構ってたら自分が潰れる、と思っていたけれど、自分の芯を保ちつつしなやかに他者に情けをかけられる人は確かにいて、そしてその分信頼も厚くて、その匙加減を学びたいな、と近くで見上げてる。