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さつまいもと黒ゴマのパウンドケーキ

前置き

このレシピは調理も製菓もなんの勉強もしてない素人で、まあほぼ毎日自炊はしてるし趣味ていどにパウンドケーキくらいは焼くかなレベルの人間が自分が食う分にはこうしてるぜというのをメモしてるようなものなので作るときは自己責任でやってくれ
あとなるべくはやく食べてくれ
つーかインターネットに転がってるようなレシピはだいたいそういう心持ちで使った方がいい

使う調理器具

  • オーブン オーブンレンジで良い

  • 大きめのボウルふたつ どんぶりなどで代用可。必ず(必ず!)ひとつは耐熱性ボウルにしてくれ。まあどんぶりでもいい。金属製のやつだけはやめてくれ、レンジにかけれないから

  • ふるい ザルでいい、私もザル使ってる

  • 大きめのフォーク パスタ用くらいでOK

  • はかり これなしでお菓子作りに手を出そうというのは豪胆すぎる。目盛を読むようなやつじゃなくて電子のやつが良い

  • 小さじ 最悪はかりで代用できるけどはかりではかるには細かすぎるからあった方が楽

  • ゴムベラ 混ぜるのにも使うけどボウルにこびりついた生地をこそげ落とすのに必要なのでないなら買った方が良い

  • パウンドケーキ型 18cm型ひとつ分、私はダイソーの3つ入りの紙のやつを一度にふたつ使ってる

材料

  • さつまいも 1本 おおきいやつがいいと思う。小さかったら2本使えばいいと思う。厳密にというなら300g〜400gくらいでどうだろうか。多い方がうまい気がする

  • 卵 2個 MでもLでもSでもいいだろう

  • 薄力粉 80g 薄力粉なんてやだワン、ホットケーキミックスがいいワンという人はホットケーキミックス100g使って砂糖を20gとベーキングパウダーを減らしてくれ。ホットケーキミックスって100g単位で売ってる?オレは200gしか見たことないよ

  • ベーキングパウダー 小さじ1 これを入れないとミチッとしたケーキになってしまうからちゃんと入れようでもこれを買ったら最後お菓子作りの習慣を身につけないと使いきれないという罠でもある。重曹で代用できるけどこのケーキを重曹で作ると緑色になってビックリするぜ

  • 砂糖 90g グラニュー糖とかきび糖とか上白糖とかいろいろあるけど家にあるのでいいよ

  • バター 80g このケーキはあっためたさつまいもの熱でバター溶かすからバター使っても楽チンで助かるぜ。溶かしやすいように8つくらいに切っとくか。オリーブオイルを使うなら40ml使ってくれ

  • 黒ゴマ 好きなだけ 好きなだけ入れよう、きみが満足するまで

作り方

手順1
オーブンを180℃に予熱しておく。ケーキを焼くのに失敗するやつはいつだって予熱をし忘れているやつなので絶対に予熱をしよう。ただし今回はこのあとレンジを使う予定があるのでオーブンレンジの場合は予熱はちょっと待っててほしい

手順2
金属の18cmのパウンドケーキ型使う人はクッキングシートを切って型に合わせておこう、面倒ならしなくていいよ。あと型にバター塗ったりとかめんどくさいし塗った後のバターはじゃあ何グラムなんだよとかなるしな
このケーキはあんま膨らまないし生地ももったりしてるからガラスのパウンドケーキ型でもいいよ
私は紙のパウンドケーキ型(ダイソーの3つ入りLサイズ)をふたつ使っています、一回でふたつできてお得だし

手順3
さつまいもの皮をよく洗い、賽の目切りにする。火を通りやすくするためなので雑で良い。でも皮がついてるとこはこんくらいなら口に入ってきてもムカつかねーなくらいの大きさにはしよう。皮が気になる人は皮を剥くといいけど材料のとこで書いた重量が皮を剥いた上でのものになることだけ留意しておいてくれ。切り終わったらなんとなく洗っとこう。洗うというより濡らすくらいの気持ちで
卵を冷蔵庫から出しとく(常温にしとくといいらしいけどわからんし冬には一生常温にならんから最初に出すだけで許してくれやって言ってつくってる)

手順4
粉類(薄力粉・ベーキングパウダー)を大きなボウルで量ってザルでふるっておく。ホットケーキミックス使うならふるわなくていい。なんでかはしらん
ボウルにザルを入れた状態で重さを量ってそのままふるうとボウル一個でできて楽だよ

手順5
さつまいもを耐熱性ボウルに入れてラップをぴっちりとかけてレンジに6〜8分くらいかけよう
さつまいもが容易に潰れるくらいになればOK
まだもうちょっとという時は3分ずつ追加でかけてみよう
お次はさつまいもをフォークで潰していこう、ボウルもアツアツだから気をつけてね
オーブンレンジを使ってる人間はここでオーブンを180℃に予熱することを忘れないように
(なんかここだけミッケみたいだ)

手順6
潰したさつまいもにまずバターを入れる。バターもいっしょにフォークで潰しながら混ぜる。バターが溶けてきたら砂糖を入れてまぜる
ほんとはさつまいもの味みて砂糖の量を調整するといいんだろうけどめんどくさいよな、こんだけいれときゃとりあえず甘くはなるから入れてる
さつまいもとバターが入ったボウルをはかりにのせて表示を0にしてから砂糖をボウルに直入れして量ると洗い物が少なくて済む
こんなラフなやり方私には向いてないわ!という人は事前に量って置いて洗い物を増やそう
混ぜても湯気出てこなくなったなくらいに冷めたら卵を入れてぐちゃぐちゃに混ぜよう、なんとなく一体化したらおしまい
フォークはもう用はないから洗い物にしていいよ

手順7
ふるっておいた粉類、あるいはホットケーキミックスを入れてゴムベラで切るように混ぜる。これはま〜あ生地に対して粉類の量が少ないから一回でもいいと思うよ
切るように混ぜるってなんなんだよと思うかもしれないけどゴムベラを回転させず直線の軌道で混ぜるようにするといいよ、たまに底を掬って天地を返そう
しゃもじでごはん混ぜる感覚がいちばん近いんだけどしゃもじでごはん混ぜない人間もいるからこの表現で伝わるかどうかはきみ次第だ
混ぜていって粉っぽさがなくなったらまた粉類を入れてゴムベラで切るように混ぜていこう
全ての粉類を入れ終えて粉っぽさがなくなるまで混ぜたら黒ゴマを好きなだけ入れる。多ければ多いほどうまいと思っているが入れれば入れるほどカロリーも上がる。ゆーて油の塊だから。黒ゴマが全体に行き渡るように混ぜたら生地の完成だよ

手順8
生地をパウンドケーキ型に入れます
私は紙のパウンドケーキ型をふたつ使っているので生地を半分くらいにわけていれています
一気に半分入れるんじゃなくて交互にちょっとずつ入れてまあこれで半分と言ってもいいだろうって感じにやってる
生地がめちゃこぼれるから型から型に移動する時はゴムベラで縁にから垂れてるやつを落としてから移動してくれ
ひとつのパウンドケーキ型でするひとは何も考えずに全部入れよう
入れ終わったら型に入った生地をなんとなく平らに均しておくといいよ

手順9
生地の入ったパウンド型を180℃に予熱されてるオーブンに入れて40分焼きます
自分の家のオーブンの火力に自信がなかったら45分焼こう
オーブンでも回転皿で回りながら焼かれるタイプなら40分一気に焼いてもいいけど回転皿じゃないタイプなら焼きムラが出る可能性があるので20分焼いてから生地をひっくり返して(断っておくが上下ではない。手前と奥を返せと言っている)もう20分焼くと半分焦げてて半分生焼けというイリュージョンケーキを避けられるよ
あと温度上げて時短できませんか?とかいうやつはできないとだけ言っておきます
書いてあることはとりあえず一回守ろう

手順10
オーブンにいれてふ〜やれやれあとは焼けるの待つだけだと思ったそこのあなた!
使った調理器具を今すぐに全部洗ってください
放っておいてカピカピになったケーキ生地はマジで最悪です
まだやわらかい今のうちに全て洗いましょう
片付けができないやつは半人前だから、趣味のケーキつくりに一人前もなにもねーけどさ、人として最低限ってのはあるよ

手順11
焼けるまでゲームとか読書とかTwitterとかして待ちます

手順12
焼けたらケーキの中心に竹串を刺して、どろっとした生地がついてこなかったら完成
生地がついてくるようなら10分追加で焼いて生地がつかなくなるまで繰り返そう
竹串になんかくっついてるけどさつまいもだったというパターンもあるのでよく見極めよう
冷めてケーキが落ち着く(油分が均等に染みてケーキ全体がしっとりするぞ!)のを待ってから食べようってよく言われるけど焼きたても食べるよね〜たくさんつくっとこう

余談

これって粉類入れなかったらスイートポテトなんじゃないか?そうかも

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