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【92日目】GPT Storeのリリースがついに決定!

こんにちはAIディレクターのながいっつです。

当初は2023年の11月のリリース予定だったGPT Storeが、今週ついにリリースされると発表がありました。

GPTsを使ったことがない人に向けて簡単に説明すると、ChatGPTの有料版では、自分独GPT自のGPTを作成することができます。

プロンプトを工夫したり、参考情報を読み込ませたり、外部のAPIと連携させるなど、かなり幅広くカスタマイズできます。

GPT Storeでは、自分が作ったGPTsを販売することができます(App Storeでアプリを検索してダウンロードするのに近いです)。

まだリリースされていないので、くわしいことはわかりませんが、現時点で発表されている情報を記載しておきます。


GPT Storeに出店するための条件

OpenAIから届いたメールには、「GPT Storeに出店するには以下の3つを満たしてください」と記載がありました。

  • ユーザーポリシーとブランドガイドラインに準拠している

  • NameまたはWebsiteを有効にする

  • GPTsの公開設定をpublicにする

ユーザーポリシーに準拠している

ユーザーポリシーは以下のリンクからチェックすることができます。

禁止事項の一部

禁止事項がかなり列挙されているのですが、代表的なものをピックアップすると以下のようなものが該当するようです。

  • 児童性的虐待に関するコンテンツ

  • 嫌がらせ、または暴力的なコンテンツ

  • 身体的危害のリスクが高い活動(兵器や戦争、自殺など)

  • ギャンブル・ネットワークビジネス

  • 詐欺・盗作

  • 疑似医薬品

  • アダルト コンテンツ

  • 政治運動またはロビー活動

  • 他人のプライバシーを侵害する内容 など

ほかにも上記のような要件も該当するようです。

ブランドガイドラインに準拠している

次に「ブランドガイドライン」について解説します。

「OpenAIが開発した、OpenAIのノウハウを活用している」などの誤解を与えるアプリ名はNGとのこと。

また、ChatGPTやGPT、OpenAIなどをアプリ名に含めたり、GPT-3.5のようなモデル名を使用したりするのもNGです。

また、他社のロゴや名前を使用するのもNGです。たとえば、Midjourneyのプロンプトを考えてくれるGPTに「Midjourney prompt」のよう名前をつけることはできません。

NameまたはWebsiteを有効にする

NameまたはWebsiteの設定を変更するには、左下のアイコンをクリックして「Settings & Beta」を選択します。

次に「Builder profile」をクリックします。

「Name」を有効にするか、「Website」に自分のドメインを追加します。

自社サイトのドメインを追加しておくことで、ユーザーが「製作者がどういう人なのかを判断する」材料になります。

人気のGPTsを作成すれば「GPT Store経由でサイトにアクセスが増える」可能性もありそうですね。

GPTsの公開設定をpublicにする

GPTsをすべてのユーザーに公開するように設定します。

GPTsの編集画面から「Update」をクリックし、「Everyone」にチェックを入れます。

人によって表示が違うようですが、全体公開に設定すれば問題ありません。

その他の情報についてはまだ公開されていない

noteを作成している2024年1月8日時点では、設定できる金額やOpenAIへの手数料などの情報は公開されていません。

今週リリース予定なので、情報が解禁されたら報告します。

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