情報とは

※以下の文章は好きなものを独り占めしたいタイプのオタクの愚痴です。抗議ではありません。

「宇宙ではじめてここで解禁します!」みたいなことを言っていても、その宇宙初の解禁の準備をしている人たちは、宇宙ではじめて公開される前にその情報について知っている。
当たり前で必要なことで、知らない人のいない情報なんてないのはわかっている。なんなら、情報を作り出す人たちにとっては、その情報は初でもなんでもなくてそれまで暖めてきた慣れ親しんだはずのものだ。

何が言いたいかというと、世間に出るのがはじめてなものを知っている人たちの存在が嫌なのだ。
なにも知らないでいたふりをしないのが、まぁ、知ってたんだからしなくても本当はいいはずだし、仕事なんだからしょうがないんだけど、嫌なのだ。
今思えば意味深なことを言ってたりとか、情報が出たときの物言いとかがわざとらしい気がしたり、まぁ、受け取り方の問題だし、独占欲強すぎかよウケる、って感じかもだけど嫌なのだ。

大好きなものに関わっている人たちが死ぬほど羨ましい。大好きな人たちが私だけにこっそり教えてくれたら良いのに。みたいなことを常に思っているから、こんなことを不愉快に思ってしまうのだ。

ただの一般人で好きなものは仕事じゃなくて趣味のやつは、大好きなもののために人生の大半を費やして、好きなものを時に嫌いになるようなことにも耐えて、食べていくのに必要なものに変える努力をしている人たちにぶら下がっていくしかないのだ。

それもひとつの愛の形だと、私たちも必要だと思っていくしかないのだろう。

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