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お線香作りに欠かせない 﨓の木

みなさまこんにちは
香と瞑想とコーチング 小林 明美です。

今朝雨の合間を縫って
志賀海神社の﨓の木(タブの木)に会いに行ってきました。


タブの木との出会いはこちら↓
https://note.com/ynsk55/n/n24234b72d66e

冒頭の写真が神社の入り口にある﨓の木
大きすぎて写真にうまく収まらず
ごめんなさい、
何が何だかわかりませんねw
(写真の撮り方勉強したい)

画像1

タブノキ(椨 Machilus thunbergii)とはクスノキ科タブノキ属の常緑高木である。イヌグス・タマグス・ヤマグス・ツママとも称される。単にタブとも。ワニナシ属(Persea、アボカドと同属、熱帯アメリカなどに分布)とする場合もある(学名:Persea thunbergii)。
ウィキペディアより

クスノキに似てるけど楠ほどの用途がないから
別名「イヌグス」ですって。
イヌにもタブの木にも失礼w


このタブの木は
お線香を作るのに欠かせない材料です。

樹皮枝葉を乾燥させて粉にしたものがタブ粉。
このタブ粉は水に溶くと糊状になります。

お香原料とこのタブ粉を混ぜて固めてお線香になります。


調べていると
縄文時代から人の営みのそばにあったようで
建築、家具、枕木、彫刻、パルプ、
器具(臼や木鉢)、薪炭に利用されてきたそうです。

また防風林や防火樹に使われ、
火を伏せる木として信仰されることもあるとか。

確かに志賀海神社でも
海風が吹き付ける側にありました。
大きな枝葉を伸ばして
他の木々たちと一緒に
しっかり風を防いでくれてるのでしょうか。


かつて「里山」と言われる人里近くにあり
生活に必要な薪や木材、山菜などを採っていた森がありました。
石油製品などで便利な生活になるにつれ
この里山が利用されなくなり消滅していっていますが、

木々や植物は私たちの生活のすぐそばにあったのですね。

根絶やしに採るのではなく
必要な分だけ頂戴する…
人が入ることで森に適度に陽が入り
森の木々が健やかに育っていたんでしょうね。



お線香などもお香原料は
とても貴重で高価なものだけど

こうやってなんとも
私の生活のほんの近い場所で
お線香に欠かせない
タブ粉の元の木に会えることで

身近にある自然、身近な樹木を
上手に利用して生まれた製法だと知って
先人たちの智慧に感動します。

よく粉にして水に溶いたら糊状になるなんて
発見したものだと思います。


このタブの木、
霊が宿る木とされて
霊(たま)が宿る木ということで
「たまのき」と呼ばれ
「たぶのき」に転じていったそうです。


このタブの木から作られるタブ粉。
正直私の技術ではタブ粉だけでお線香作ろうとすると
なかなか上手に作れません。

実際にはもう少し糊材になるものの
補助が必要な気がします。

昔の人はどうやってたんだろう?
むっちゃ興味が湧くところ。

好きなことはいくらでも追求できますね。
慌てずアンテナ張って情報を集めます。

今日も御神籤引きました。
毎回「大吉・小吉」も気になるけど神の教えがいつも嬉しい。

【今日の志賀海神社の御神籤】
あつい寒いと嘆くも無駄よ、苦情言わずに にこにこと
寒ければさむいと嘆き、暑ければあついと愚痴をこぼす。良きにつけ悪しきにつけ、苦情を言い不平を言う。それは神様の御心に背く無駄事である。古より人々は、知恵を絞り工夫を凝らして暑さ寒さをしのぎ、厳しい季節に順応してきたのである。神様の御心に従い、知恵の泉をからさぬように、黙々とにこにこ朗らかに日々を暮らすことが幸福への道である。

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