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飾り結びを習う

みなさま
こんにちは

香と瞑想とコーチング
小林 明美です。



今年に入って月に一度のペースで
「飾り結び」を習っています。

写真はテキストにさせていただいている
書籍の表紙です。
(こんな結び何年後に結べるんだろう)



お香を嗜むようになり
和の文化に興味が湧いてきて

慌てず少しずつ。
ゆっくりゆっくり亀の歩み。

 

飾り結びもお香と同じく
大陸から仏教とともに伝来し、
仏具や経典、法衣の飾り紐として
用いられたそうです。


ただ美しいだけでなく
いろんな意味が込められています。

武将の命を守る甲冑にも使われてますし
その結び目には
お香同様、
魔除けやお守りの意味も
込められています。



複雑な飾り結びでも
どんなものも解けば
一本の紐に戻ってしまう儚さ。


美しいだけでなく
凛とした気高さや
侘び寂びも感じる美しい世界。

そんな世界観を先生から学ぶことも
楽しさの一つです。



ただ元々立体を頭の中で組み立てたり、
考えるのがとても苦手。

手先は不器用。

初めて体験した時は
「無理やん、こんなのw」って
投げ出して先生に全部やってもらったくらい。



この紐があそこをくぐって
それをこっちに回して…
それがああなってこうなって…

だんだん何が何だかわからなくなるw

私にとっては
普段使わない
思考?左脳?をいっぱい使う時間です。



そんなお稽古の時間、
今日は私にとって大切なことを学びました。


気づいてなかったけど
私は紐を組みながら
手と頭の中がバラバラ。

手元でやってながら
「次はどうやるんだっけ?」のように
無意識に先に先に意識が進んでて…


それは例えば、
にんじんを千切りしながら
頭の中で次の作業を考えてて
手元のにんじんを見てるようで見ていない。

今ここに意識がない状態・・・

そんな感じだということに気がついて。


せわしなくバタバタとして
手元も雑。

すると
全然美しくないし、
やっててただの作業。


先生がお手本をやってくださいました。

先生の所作を見ていると
一つ一つの手順が美しく丁寧で
手先が先走られてない。

今ここに意識が集中するって
こんな感じなんだな。

一つ一つ
丁寧に完了させて次に進む。

常に今やっていることに
意識が集中されている。


それが手が慣れていくと
流れるように見えているだけ。


普段、
食べる瞑想や歩く瞑想、
座る瞑想を行うときは
意識して行うので

多少は今ここに意識を集中させようとしてるけど


日常の私、
普段の落ち着きのなさを痛感。


飾り結びの世界に
単に手技を習っているというより
その心の在り方を学んでいるような

茶道や華道、剣道や柔道のような
「道」を感じた瞬間でした。



私たち人間の脳は絶え間なく
思考するようにできていて

その思考の大半は入り乱れていて

過去への後悔や未来への不安
妄想や思い込みで
整理されていないとされています。

今ここに意識を集中することで
そんな思考から意識的に離れるのが
マインドフルネスと言われるものだとしたら



いわゆる瞑想だけでなく

こういった作業中の手先に
この作業だけに意識を集中させることも
素晴らしいマインドフルネス。


なかなか家でお稽古できてないので
今回あえて自分から宿題を作りましたよ。

今ここに意識を集中させて
お稽古したいと思います。

複雑な飾り結びを美しく結べるようになる頃には
もう少し普段から落ち着きのある私になってたら嬉しいな。


最後までお読みくださってありがとうございます。

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