セレブのアカウントをブロックする抗議活動。Kpopアーティストもついに対象に

今、HYBEがまっさきにやるべきことは世界に向けて、自社アーティストを守るためになんらかの声明をだすこと。スクーター・ブラウンを黙らせること。


 4月21日にこんなブログ書いてました。

私たちは、モノから精神へ
そして、83年前の対極に活動力を注ぎ
世界を反転させていくことを
促されています。

 83年前って真珠湾攻撃をした年。そして、今はまた冥王星が逆行している期間なので、過去の清算をうながされていて、おまけに5月8日新月だったし。

 世界の大学や高校でパレスチナを支持するキャンパス抗議が行われ、そして弾圧も起きている中、NYCでのメット・ガラの開催は、あまりにも無慈悲で軽薄すぎた。そんな時に
 ラッパー・マックルモアが大学生たちを支持した新曲を披露。バイデン大統領やそれに加担する音楽関係者やセレブたちを痛烈批判している。すでにライブでもパフォーマンスしている。

 そしていまや、沈黙のセレブたちボイコットする活動も起きている。セレブのアカウントをブロックしよう、というもの。あのテイラー・スウィフトはそのリストのトップにランクされている。

 概要 ブロッキング・セレブリティ・トレンドは、ブロックアウト2024、セレブリティ・ブロック・リスト2024、セレブリティ・ブロック・パーティー、ブロック・トックとも呼ばれ、2024年のメットガラをきっかけに始まったトレンドで、TikTokerやその他のインターネットユーザーが、広告収入を止めようとすることで自分の富に抗議するために、ソーシャルメディア上でブロックする有名人のリストを作成しました。ハイレベルなインフルエンサーもブロックリストに含まれていました。このキャンペーンは、2024年のイスラエルとハマスの紛争のさなか、パレスチナを支援する著名人をブロックすることを中心に、IDFを非難するために声を上げなかった著名人を標的にしました。ハッシュタグ「#BlockOut2024」は、@blockout2024という名前のトレンドを始めたTikTokerに似たトレンドの代名詞になりました。マリー・アントワネットの名言「Let Them Eat Cake」への言及もトレンドの代名詞となり、特にTikTokのインフルエンサーであるHaleyybayleeの「Let Them Eat Cake」論争もその一例です。

 これはもしBTSが通常活動をしていたら、彼らにも同じ要求がきた可能性は否めないし、HYBEアメリカCEOのスクーター・ブラウンについてのボイコットも、今以上に強く行われていたと思う。

 RMがマックルモアがをリスペクトしているというARMYのツイートを読んだのだけど、もし、それが本当なら今回のこの成り行きをどう見ているのか、興味深いところです。

と書いたその数時間後にこれを発見。で、ARMYの記事を元に書いていたんだけど、反響が大きかったらしく朝起きたら鍵垢になってしまっていたので、引用できず。以下、koreabooからの引用です。

BTSとBLACKPINKの関与
この運動は一部のTikTokクリエイターによって始められたものですが、すべてのソーシャル メディア プラットフォームにわたって急速に勢いを増しました。 5月11日、ガザ地区からの現地取材で最近名誉あるピーボディー賞を受賞したパレスチナ人ジャーナリストのビサン・オウダさんが、インスタグラムのストーリーに「BlockOut2024」運動への支持を表明した。

その後の一連の記事の中で、オウダは別の著名なアカウントである@landpalestineが作成した、ブロック対象の有名人の名前を記した複数のリストを再投稿した。その名前の中には、BTSとBLACKPINKの公式Instagramハンドルも含まれていました。後者のグループのメンバーであるリサの個人的な Instagram ハンドルも含まれていました。


 BTSやブラピ以外にも他の人がKpopアーティストくくりで他グループをあげている。リスト内のアカウントは、ご覧のようにBTSofficial。
 この記事によると一晩の内にARMY同士で意見のやりとりがあったとのこと。今兵役中で発言が制限されているだろうBTSに対しての擁護派と、

その一方で、特にHYBEがBTSの不在中にBTSの代理を拒否し、業界でシオニストの人気人物とさらに緊密な関係を持ってダイベストメントの呼びかけに応じることを拒否したため、これは避けられないと多くの人が感じた。

 確かにファンにとってはこのリストは理不尽に感じるかもしれないが、BTSメンバーは実際SNSを通して自分たちのメッセージを今も伝えられる環境にいる。
 その内容が政治的なものはNGであるのか、発言内容になんらかの制限があるのかわからないが、以前にも書いたが、兵役中に経済的活動をしても良いのか? ボップアップストアやイベントに参加した写真をアップするのは経済活動と言わないのか。という疑問を私は持っている。

 そこへ、このリストアップ。この記事にも書いているが、ビサン・オウダさんは今もガザから配信を続けている。一刻の猶予もない状態で、どんな手段を使ってでも停戦を願っているのは、シオニスト以外誰でも同意できること。
 スクーター・ブラウンがマックルモアの新曲を、また別のシオニストの動画を通して強く非難したことも、大きな理由となるだろう。
 彼らが今まで行ってきた社会的活動は、シュガも発言していたけれど、影響力があるBTSが関わることでそのテーマに注目が集まればいい、という目的だったと思う。それは自分たちも受けてきた差別でもあったし、そこに嘘はないと思う。
 しかし、今となっては明らかだけど、HYBEにとってはそれは商業的な戦略であり、彼が社会的活動を行うことで生じる責任(responsibility)が、一生涯彼らにどうのような影響を与えるか、それを企業はどうバックアップし、守るのか、ということを全く考えていないということ。

 BTSメンバーも残念ながら、そこまでの考えに及ばなかったか、ソロ活動、兵役前で状況を見謝ったか。HYBEに止められたか。

 3D問題が大きな「兆し」だったのは間違いない。

 ラッパーが社会的にどのような存在なのか、ということは私にはよくわからないのだけど、マックルモア は、私がイメージするラッパーである。
これぞ、ラッパーの本髄と思う。

 それがBTSのメンバー、ラップラインにできるのか、といったときに、彼らがパレスチナ問題をマックルモアと同じように憤りを感じるかどうかはわからない。もし、同じように感じたとしてもHYBEに属している限りは、声を上げること、作品を発表することは難しいだろうと思う。
 他の世界規模のアーティストたちも同様だし、それをBTSだけに求めるのは厳しい。そうあっては欲しいと思っても、彼らはやはりアイドルでもあるのだから。

※Kpop企業は、社会活動をディオールやNBAのアンバサダーとか無料であるが同様に考えているのだろうか。または、入試に必要な内申点をあげるためのボランティアみたいに考えているんじゃないだろうか。
 

 

 



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