人の「思い」を誰も変えることはできない。

 BTS界隈は、すてきなコンテンツが配信されて#MONOCHROME というトレンドで沸いている。


 一方昨夜は「HYBEファンダム合同アクト」が行われ、HYBE宛てへの抗議メールの一斉送信の呼びかけがあった。

ARMY、CARAT、MOA、FEARNOT、ENGENE、LUNÉ、TOKKIE、FLOVER、今こそ物理的なメールキャンペーンの時期です。私たちは、Hybe にシオニズムから撤退し、シオニスト ファシスト Scooter Braun を排除するよう要求し続けています。Hybe に、私たちの要求に耳を傾けるまで私たちは引き下がらないことを知らせる必要があります。時間と一貫性が必要かもしれませんが、私たちの姿勢は粘り強く、堅固に維持する必要があります。それでは、4 月 16 日火曜日、午後 4 時 (中央ヨーロッパ時間)/午後 11 時 (韓国標準時)/午前 10 時 (東部夏時間)/午前 7 時 (太平洋夏時間) にご参加ください。
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 そして今朝見たのは

 家族、親族、友人、知人を殺害され、自分たちも負傷したり、今だ安全を脅かされている。帰還しても家もなく、瓦礫の山。支援物資もなにもかも届かないという状況。 
 それでも彼らは帰る。
 イスラエルがどんなに非道な手段を使っても彼らの意思を変えることはできない。

 つまり、人は人を変えることはできない、ということ。

 だからこそ、
「他者を知っていくこと。相手を完全に理解できなくても、わたしたちは知ることで互いを照ら し合う瞬間を求めているのだと思います。その光によってわたしたちは生かされている、そう信 じています」「KBSニュース」二〇三年十二月日のインタビュー)

「ロ・ギワンに会った」作者のチョ・ヘジンさんの言葉。

 共感はできなくても、理解はできる。そのためには、なんらかの説明や話し合いが必要。寄り添う気持ちがあること。奪いたい、支配したいと思っている為政者たちには届かない言葉だけど。

 HYBEに関しては、ファンダムに向けてなんらかの意思表示が必要だったと思う。例え、ファンの要求を受け入れられないとしても、それを伝えるか、現状を説明すべきだったんじゃないだろうか。Kpopファンたちに、命とりになるような「誠意がない」とみなされるリスクよりも重要なものとは何なのか知りたい。それが回答であっても良いのでは?

 パレスチナへの虐殺行為が行われなかったら、スクーター・ブラウンへ排除の意思はここまで高まらなかったかもしれない。でも、3Dの歌詞について抗議が上がったときに、問題は提起されていた。
 今更だけど、ジョングクがなにも対応しないで兵役に就いたのは個人的にくやまれる。SBがイスラエルを支持したり、ファンをあおったりするコメントをアップするたびに、ジョングクが彼を支持している、つまりシオニストである、人種差別や女性蔑視を容認した度合もあがっている。過去に説明をしなかったから。沈黙は肯定とみなされる。

 ああ、でも。RMもシュガも事前に聞いていたようだし、RMに関してはW配信で歌詞よくわからないけどといいつつラップまで歌っていたからなぁ(と、彼への思い入れが強かった分根に持っている)。ソロ活動の他メンバーの曲に言及するって、できないよ、とは思っているけど。その小さなほころびみたいなものに気づけないことが、その後どのような結果に展開していくのかは予想が難しいにしろ、彼らのような影響力がある人たちは、そういうことも見逃してはいけない、という学びなのかも。

 これは今後BTSが過去のような人道支援の活動をした時に、間違いなく指摘されてしまう。もう、そんなことしないでビジネスに徹する、パン氏やSBの方針と共に歩む道を選ぶのだろうか。

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