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Inventor / 駆動ユニット (10) LOD300 平歯車

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平歯車製図

手書き図面の頃は歯車の図面を書くのに、歯形を書く事はありませんでした。JISの歯車製図だって、外径・ピッチ円・歯元円だけで済ませています。逆に歯形を書いたりすると「不必要な丹精」となります。

3次元CADになると逆に見映えを期待されるので、正確なインボリュート曲線ではなくとも、それらしく見えるモデルが必要です。もちろん、自分で歯形をスケッチして押出して配列複写してでモデルを作ることが出来ますが、歯車の作成ツールを使う方が便利です。

平歯車コンポーネントジェネレータ

構想設計のときに使いましたが、詳細設計でも使用します。アセンブリモデルから、平歯車コンポーネントジェネレータを実行します。

右の2部品は歯車のモデル

構想設計(LOD200)で作成しておいた歯車のテンプレートを開きます。モデルの作成方法として「フィーチャ」を選択します。フィーチャにすると、既存のモデル(図の右二つのパーツ)に歯車がフィーチャとして追加されます。(コンポーネントを選択すると、パーツモデルが新規作成されます。)

保存しておいた歯車の仕様が表示される

歯車の取付位置を指定し、計算を実行します。

プレビューを確認します。OKで歯車のモデルが出来あがります。

歯車のパーツモデルに歯形が追加されました
2次元図面で結果を確認

一連の操作を動画にしました。

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