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三原市のオープンデータをLooker Studioで可視化してみた!

オープンデータの可視化をしようと思うと、BIツールをどうしようか困ります。今回はLooker Studio を使って可視化をしてみましたので共有します。

使ったデータとツール

以下のデータを利用しました。こちらのサイトには、Tableauを使った可視化がされていますが、Tableauは高い(public版は全公開)なので、今後のことも考えてLooker Studioを選択しました。



作成物

比較的近づけるようにやってみました。

スクショ


実装方法

  1. オープンデータをCSVでダウンロード

  2. CSVをGoogle Sheetでインポート(直接CSVをLooker Studio にアップロードもできますが加工の関係でSheetにアップロードしています)

  3. 可視化

詰まったポイント

ヒートマップ表示

市町村名が入っていないとGoogle map側で認識できない(例えば〜〜町XX番地だと日本の他の同じ地名のところと勘違いする)。下処理で修正をした

不足しているデータの集計

  • Looker studioのFormulaを使って、集計が可能。SQLに加えて、独自の関数もある模様。

  • 今回は以下のようなFormulaをChatGPTで生成して使いました

CASE 
  WHEN 年齢 >= 15 AND 年齢 <= 64 THEN 男性[人] + 女性[人]
  ELSE 0 
END

データの下処理をどうするか?

  • 初めはPythonでやっていたが、その結果を都度、CSVでアップロードするのが面倒

  • Google Sheetの関数で処理できる範囲であればその方が、運用が楽

グラフを共有した時に表示されない?

  • 自分のアカウントで表示をすると問題ないが、共有するとシステムエラーになるグラフがあった

  • データの参照元がアップロードしたCSVファイルだと起こる?模様

  • 共有するデータはGoogle Sheetに共有すれば問題なく動作した

まとめ

  • 三原市のオープンデータをLooker Studioを使って可視化をしてみました

  • オープンデータの活用もさることながら、Looker Studioは無料枠も多く、Tableauより個人利用はしやすそうだなという印象です!!

  • Google Analyticsなど標準的なツールのアダプタもたくさんあるのでまだまだ掘れそうです

  • もっともっと使いこなしていきたいです〜