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2021年ベストトラック50+個人的バズトピック〜50→21位〜

どもども、あけおめです。
今年の目標は『穏やかな暮らし。それに尽きるよね〜」です。

今日の夜に関ジャムの2021年ベストが発表ということで
それまでに自分のベストを言っておこうと思って急いで書いてます。
あとは、今年音楽関係で個人的に心を貫かれた楽曲についても話していこうと思う。
(書いてる途中で、1回でまとめるの無理だったんで前後半で分けてる。要約力ほし〜〜〜)

順位は付けてますが、正直全部良いんで10位までは同率11位って感じですね。順位をつけてる時点でめちゃくちゃおこがましいんですけど。
去年、よく聴いていた楽曲のプレイリストから絞り込んでみたんですけど、70曲くらいから50曲に絞り込むのにめちゃくちゃ苦労しました。

○2021年よく聞いていた曲

○ベスト50

ということで、50位から発表です。

50位 恋はマーベルの海へ/小山田壮平

元andymoriの小山田壮平によるソロ楽曲。
どこを切り取っても暖かく優しく、どこか切ない曲。高校時代からandymoriが僕らのロックアイコンってのもあって、この曲を聞いたら懐古が止まらなくなり1週間ずっとandymoriを流し続けてた。
今年の1月に発表された楽曲だけど、1年を通して聴き続けた名曲。


49位 All My Favorite Songs/Weezer

Weezerが洋楽で唯一ランクイン。去年はコロナの影響で延期になっていたハードロック調のアルバム『VAN WEEZER』と本来発売予定だったオーケストラ調のアルバム『OK Human』の2枚をリリースしたのだけど、どっちもめちゃくちゃ良くて個人的にはブルーアルバムとピンカートンへの原点回帰を感じたWeezer完全復活の年だった。どの楽曲も最高だったのだけど、その中でもクオモの1番の魅力である切ない歌詞とメロディが濃く出ていたこの曲を選びました。

48位 湾岸で会いましょう feat.PES/Awesome City Club

昨年は忘勿の大ヒットで紅白出場まで果たしたACCのアルバム収録曲。
忘勿もベスト50候補だったのだけど、あの楽曲の魅力は伝わっているしどうせならあまり知られていなさそうなこっちにしようと思って。
メンバーが抜けてソウルやR&Bの色を出す方に舵を切ったACCだけど、メンバー5人時代みたいなダンスナンバーをアルバムで聞けて嬉しかったです。
PESとの相性も最高で唯一心残りがあるとするならば、この楽曲がフィーチャーしていて歌詞にも登場するstudio  Coastが閉館してしまうことくらいですかね。

47位 創造/星野源

マリオ誕生35周年を記念して作られた楽曲。
メロディも歌詞も編曲(至る所に聞き馴染みのあるゲーム音)も任天堂愛に溢れたものになっていて、これを構成して1つの楽曲として整える星野源はやっぱりポップスの怪物ですね。
任天堂が生み出したゲーム機が、開発者たちの絶え間ない努力と長い年月を経て、既に我々の生活の一部であることを実感させてくれる、日々の生活の体現者である星野源だけが作ることが出来る名曲。

46位 EVERBLUE/Omoinotake

アニメ『ブルーピリオド』のオープニング主題歌。編曲は蔦谷好位置。
omoinotakeを推しまくっていた蔦谷好位置とのコラボ楽曲ということで、今までの楽曲とはテイストが違っていてめちゃくちゃ気合が入ってるなぁと。透き通った歌声と圧倒的な演奏力(ベースがとても良い)で聞いた瞬間に引き込まれて目の前に広大な青空が現れるそんな曲。圧倒的〜(シュウペイ並感)

45位 SUPER極楽グルーブのテーマ/踊る!ディスコ室町

京都在住のファンクバンド踊る!ディスコ室町のアルバム収録曲。
心の奥底を刺激されて無性に踊りたくなる圧倒的なグルーヴ感がたまらんのです。相変わらずコロナ禍で鬱屈とした世の中には絶対に必要な明るさだと思います。なぜ、これが世間の人々に認知されていないのか不思議なくらいです。

44位 VIBES/ kojikoji

kojikojiの2nd EP「PEACHFUL」から1曲。
作詞作曲がBASIという事で、BASIの耳心地の良い楽曲とkojikojiとの相性が良すぎる。しっかりと聞いてみるとkojikojiの声で様々なコーラスを重ねていて細かな部分にもこだわりを感じられて最高。何時間でも何回でもループできる曲。

43位 Pap Love!/猫戦

大阪のポップグループによる3rdシングル。
無駄な音が一切ない洗練された音とメロウな歌声が最高。最近の楽曲は、動画サイトとかで一瞬で心を掴みにいくために最初にサビ・ボーカルを持ってくるのがトレンドだけど、この楽曲冒頭15秒はイントロなんですよね。それでも最後まで聴いちゃうのは圧倒的な演奏陣の技術があってのものだと思うんですよ。
今年の猫戦は本当にどの楽曲もパンチが効いていて、シングル収録のキャビア〜Black Pearl〜とめちゃくちゃ迷った挙句この楽曲に。


42位 バレる!/Creepy Nuts

R-1の新テーマ曲として起用された楽曲。運営のお粗末さが目立ったR-1の中で広瀬アリスのMCとこの楽曲の発表が唯一の救いだったという。
昨年はアルバムも大ヒットして、正直紅白に出てもおかしくないレベルの活躍だった訳ですが、そんな2021年におけるcreepyの活躍と葛藤が如実に出ていた楽曲。世間に実力が認知され、その認知と虚像が自分たちを苦しめるという曲をタイアップで持ってくるのイカれてますよね。
あと、今年は賞レースと音楽の結び付きが強くて印象的でしたね。これは個人的バズトピックで話します。

41位 テレビショウ/Nagakumo

今年現れた超新星バンドによる1st EPから1曲。
この曲を初めて聴いた瞬間『わ!!フリーパーズギターだ!』って思ったんですよね。明らかに渋谷系から影響を受けたサウンド、でもこのハスキーなボーカルと組み合わさることによってただの真似事に終わっていない。EP内の楽曲全てがクオリティが高くて是非全曲聞いて欲しいです。『偶然』がオススメ。

40位 Soulコブラツイスト~魂の悶絶/桑田佳祐

みんな、桑田佳祐のEP聴きました?あのふざけた名前のミニアルバム。
桑田佳祐がこのキャリアで考えられないレベルのめちゃくちゃ良曲が詰まったアルバム発売しててビビりました。65歳にして、今年を代表するレベルの楽曲を生み出すパワフルさはどこからくるのだろう。
実はこの曲と迷った1曲があって、それが『炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)]』で、こっちは夏のサザンみを感じられる楽曲。


39位 Magic Spell feat. kojikoji, ぜったくん & kou-kei

SUKISHAニキのめちゃくちゃフィーチャリングしまくってたアルバムよりぜったくん、kojikoji、kou-keiが参加した楽曲がランクイン。
kojikojiのフックも良いんだけど、特にぜったくんとkou-keiの掛け合いが本当に好きで何回も繰り返しで聞いちゃう。4分弱とは思えない満足感。アルバムもめちゃくちゃ良かったので是非。


38位 CRAZY feat.ROY/TENDOUJI

俺の高校時代の青春であるthe BAWDIESとTENDOUJIがコラボ。個人的思い入れが強すぎて、今年はこの楽曲を狂ったように聞いてました。
あまりゴリゴリのロックは聞いてこなかった中で、ガレージロックを好きになったきっかけになった人が今大好きで聞いてるバンドとコラボして、しかもお互いの良さを最大限に引き出すサウンドで。。。これ以上言葉が見つからない。

37位 Presence I feat. KID FRESINO/STUTS & 松たか子 with 3exes

ドラマ『大豆田とわ子と3人の元夫』エンディング曲。
HIPHOPに詳しくない自分から見てもこれは本当に衝撃的な楽曲だったし、リアルタイムで1話を見ていたのでより喰らった楽曲でした。
松たか子&元夫ズとHIPHOP、STUTSと客演ラッパー陣の組み合わせ、全てが噛み合っていて、ここまで豪華なメンツでの楽曲制作を成功させた関テレのプロデューサーと藤井健太郎の尽力には素直に拍手を送りたい。これもバズトピックで少し語ります。


36位 グッバイ来世でまた会おう/インナージャーニー

環七フィーバーズNEOの配信ライブで聞いて以来虜になった楽曲。
andymoriの影響を濃く受けているバンドで、女性ボーカルの真っ直ぐな声でこんなピュアな歌詞を歌われたら、そりゃ涙ちょちょ切れますわ。
2番Aメロでリズム隊だけになるアレンジも、しっかりと歌詞を聞いてもらおうって意図が感じられてクレバーなバンドだなぁって。

35位 だってTake it EASY/少年キッズボウイ

Twitter担当がうるさすぎてイマイチ伸びないバンド・少年キッズボウイの楽曲。他には無いオリジナリティ溢れる楽曲といい、トランペットを入れた構成だったり、アレンジ力だったり売れる要素満点なのに何で売れないんだ。変なMV作ってないで良い加減に本気で売れにいけ(褒め言葉)

34位 ピーナッツバターシークレット/美的感覚 feat.CLR

川谷絵音が色んなシンガーに歌を歌ってもらうプロジェクト with サーヤ(ラランド)の楽曲。川谷絵音の曲とサーヤの声質がビックリするくらい噛み合っていて、正直この1曲だけで終わるのがもったいないと思ってたら、つい先日バンドを組んだことを発表してましたね。今後も楽しみな組み合わせ。

33位 恋のスパイスカレーぇぇeeeee!〜ナンはおかわり自由です〜/バックドロップターメリックs

テレ東のゲーム番組『有吉ぃぃeeee!!』から生まれたゲームとは無関係のカレープロレスソング。コロナ禍に突入するまではゲーム番組というより、それまでの寄り道でゲスト宅に持っていくお土産を決めるロケがメインの構成になっていて、その中で何故か有吉がカレー激推ししまくってた事でこの曲が作られたっていう経緯があるんだけど、誰が分かるんだよ。
水曜日のカンパネラが作曲として入っている事もあって変に中毒性のある怪曲。

32位 SUNDAY/WANG GANG BAND 

元バレーボウイズ・シュウタネギのソロ曲を新しく結成したバンドでリアレンジした楽曲。一昨年、ブログでこのソロ曲に触れたんだけどその時よりも圧倒的にこのアレンジが好きですね。湾岸バンドはアルバムもすごく良くて、みんなが楽しくバンドやってる様子が多幸感を感じられて最高。


31位 darling/sancrib

福岡のポップバンドによる5th Single。
聞いて貰えば分かるとおり、カップルの何気ない日常の讃歌でどこを切り取っても美しいサンクリブらしい1曲。この曲を聞いて、竹内まりやが脳裏に浮かんだのだけど何故だかは分からない。

サンクリブは昨年発売したアルバムも大好評で、どれもシングルカット出来るパワーソングが多かった印象。収録曲『公衆宇宙』もめちゃくちゃ良くてベスト50候補だったけど、実はもう1つサンクリブの曲が入っているので泣く泣くカットしました。


30位 僕のスピな人/マハラージャン

2020年グッドミュージックと意味不明な歌詞を携えて突如音楽界に現れたターバン男。コイツ、まじで何者なんでしょうね。歌詞だけ見たら有吉の壁のブレイクアーティスト選手権で歌われてもおかしく無いんですけど、圧倒的アレンジ力とそれを支えるバックバンドの演奏技術によって、破壊力抜群のグッドミュージックになってる。しかも、ポップで思わず口ずさみたくなる中毒性。アルバムも出してたけど、これが一番その色が出ていたように思う。


29位 異星人と熱帯夜/Cody Lee(李)

映画『サマーフィルムに乗って』の主題歌。まさに宇宙を想像させられるメロウな1曲。途中のトランペットがメインになる部分で、ゆらゆら帝国の『空洞です』を思い出した。
昨年のCodyは正直、ちょっと他のバンドとはレベルが違うというか何というか凄まじい年だったなと。曲調も様々で挑戦的な楽曲が多かった中で、でもどの曲でもバンドの芯の部分は失ってない名曲ばかりという。

28位 闇燦々/yonawo

昨年発売のアルバムより亀田誠治プロデュースの1曲。
コメ欄でもJ-POPに寄った楽曲に対して賛否両論ですが、個人的には大好きなアルバムだったしこういう曲調のyonawoは聞いていて新鮮だったので楽しかったですね。大好きな歌謡曲の影響を受けて作られたアルバム収録曲の『哀してる』のアレンジもバッチリハマっていて最高でした。闇燦々はBPMを落としたバージョンもライブとかで聞いてみたい。

27位 それゆけ!学級委員長/月ノ美兎

Vtuber月ノ美兎の1stアルバムより1曲。これだけ、2020年の楽曲なんですけどアルバムとして聞いた時に段違いで好きだったので入れちゃいました。このアルバム、作家陣(NARASAKI,いとうせいこう,長谷川白紙,Avec Avec,只野菜摘)がエゲツなくて運営の本気が垣間見えますね。作曲陣を固めてそれをポップアイコン(スタダ系,negiccoなど)としてのアイドルに歌わせるって手法は2010年代にトレンドで、今では完全に定着している訳ですが、その波がVtuberまで届いたという。
何が凄いって、この作家陣のパワーソングたちを月ノ美兎1人で全てを表現し切ってしまったというところだと思う。

26位 パワーポップソーダ/peanut butters

めでたくフルアルバムをリリースし、今までゲストボーカルという立ち位置だった紺野メイが正式に加入したpeanut buttersのアルバム収録曲より。
鬱屈とした歌詞をキャッチーなメロディで歌う彼らの魅力が最大限でた楽曲。作詞作曲をしているニシハラが日々の鬱屈や悩みを音楽で昇華し、それを紺野メイが歌い切る、組むべくして結成されたグループですね。

25位 会いたいね。゚(゚´ω`゚)゚。 feat.長谷川白紙/TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA

スカパラと長谷川白紙による異色コラボ楽曲。
長谷川白紙のソロ楽曲は、彼の『混沌』を僕個人は消化しきれなくてあまり聞くことがないんだけど、王道ポップスと組み合わさった時の爆発力が半端なくてコラボを追ってます。
特に最後のサビ前でのポップス→カオス→ポップスへの切り替わりの部分が気持ち良くて、その部分だけリピートして何回も聴いてました。


24位 夏嵐/ジェニーハイ

ジェニーハイのアルバムも凄まじかったですよね。ジェニーハイ最大の魅力である、ガッキーのピアノアレンジが一番濃く出てる夏嵐を選びました。今思えばCSの番組バズーカで始まった企画で、ガッキーをバンドに入れて川谷絵音とくっつけようと発案した人天才ですね。最初は悪ふざけのつもりだったんだろうけど、ここまでハマることは誰も想定しなかったんだろうな。

23位 sail song/sancrib

sancribの2曲目がここに入りました(まぁ11位タイなんだけどね)
これまでのオシャポップメロウソングのイメージがあったサンクリブが、全く違った曲調のド直球サマーソングを作ってきたところに胸を貫かれました。それでも彼らの色は失われていない所が実力を物語っている。

22位 恍惚/goethe

2021年から本格的に活動を歌詞した札幌発のバンド。
メロウな楽曲だけど、ラスサビに向けてギターをかき鳴らして行って、最後には綺麗にまとまっているのめちゃくちゃ良いですよね。今年はもっと世に出てきそうな予感がしてます。毎回、goetheを聞くたびに『探偵はBARにいる』のエンディングを思い出すんですよね。
1st シングル『アイスクリーム』も良きなのでぜひ。


21位 真夏のダイナソー/日食なつこ

日食なつこのアルバムもパンチが強くて、コロナで家に閉じ籠るしか無かった我々を広い空に連れてってくれる最高の作品でした。
今回はヨルシカのメンバーの編曲も加わって、聞いた瞬間に雲ひとつない夏空が浮かぶイントロは『見事』その一言に尽きる。曲が始まってからも、美しいメロディと歌詞で終始心を鷲掴みにされました。強く掴まれたもんだから心臓潰れちゃった。『なだれ』もめっちゃ良かったです。




ということで、21位まででした。
7000字超えそうなので流石に枠を変えて書きます。

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