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潰瘍性大腸炎になった話 -その2-

akisaiという音楽/映像ユニットで音楽を担当している鈴木です。

本記事は以下の記事の続きになります。ぜひこちらもご覧ください。

社会復帰、2度目の入院

ついに社会復帰する時がきました。
その頃には健康な時とほぼ変わらないぐらいまで回復し、むしろじっくり休んだおかげでかなり元気になりました。
職場復帰も問題なく、仕事も順調でした。

そして、就職して初めての転勤を経験しました。
とはいえ、東京都内での異動で 八王子市 → 立川市 だったので、出勤する場所が変わっただけで生活はほとんど変わりませんでした。
嬉しかったのは、徒歩通勤が可能だったこと(20分ぐらい)です。

ですが、その職場にはパワハラ気味の先輩がいて精神的にしんどいことが多く、同僚の先輩は鬱の一歩手前まで追い込まれていました。

転勤して数ヶ月経ったころ、強烈な関節痛と39度以上の発熱が続き、これはヤバいと思い病院に行き、検査したのですがそこまで結果は悪くなく「虫垂炎疑い」とのこと(?)でしたが、あまりの関節の痛さに歩くのもままならなくなり、入院することになりました。
不思議だったのは血便とかはほとんど出ていなかったんですよね。
あとで知ったんですが、潰瘍性大腸炎の主な症状の一つで関節痛があるみたいなんです。

再びの絶食生活、退院

1回目の入院の時と同じく、絶食生活が始まりました。
でも2回目なので、今後の流れが分かっていたので、なんだか余裕がありました。
むしろ入院生活を堪能してしまいましたね。
その当時はakisaiであれこれやっていたので、主にプログラミングの勉強に時間を費やしました。
やりたいことをやっているとあっという間に時間が過ぎ、退院の時がやってきました。
個人的には「もっと入院していたい、、」と思ってました。

社会復帰、QOL(Quality of Life)の著しい低下

生活が一変したのはこのころからでした。

今回は自宅療養はせずに社会復帰したのですが、
なんだか常にお腹が痛くてトイレに行きたいような状態が続くようになってしまい、仕事中も、プライベートでも、常にトイレのことが頭の中にある状況になってしまいました。
元々出不精なのですが、ますます外出したくなくなり、極力自宅の安全な場所で時間を過ごすようにし、外出や移動は最短距離・時間で済ませる、そんな生活を余儀なくされました。

一番困ったのは仕事中です。
会議中や現場などはトイレのことを考えるとなんだかそわそわするし、トイレが無い現場での仕事は冷や汗ものでした。

この頃から夢の中でもトイレを探していることが増え、著しくQOLが低下しました。

ありきたりですが、健康を失ってから初めてその大事さに気付きました。

いったんまとめ

2回目の入院からトイレを探す生活までの流れを書きましたが、いったんここで区切ってその3に続きます。
ここからが本当の戦いでした。。。

今回は以上になります。
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