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タイ旅行記第4回(メークロン編)

2023年7月15日、BTSチョーンノンシー駅。


私は慣れた手つきでATMからタイバーツを引き出した。
現金6万円を失い、クレカ40万円を不正利用されたものの、海外キャッシングによって現地通貨を引き出すことができるのだ。
BTSに乗り、ウォンウィエンヤイ駅で降りた。


長い歩道橋を歩くと、ウォンウィエンヤイ市場があり、その向かいに、タイ国鉄メークロン線の始発駅があった。


1週間前の7月8日に、メークロン市場に行く予定だったが、ATMでもたついたせいで予定の列車に乗り損ねてしまった。翌日7月9日は予定ではタイ滞在最後の休日であったが、休日出勤したため、もはや今回は行けないと思っていた。しかし、仕事の都合で意図せずタイ滞在が延長されてしまったため、幸いにも行く時間を得ることができた。
タイ国鉄の駅は、相変わらずきっぷ売り場がわかりにくい。発車3分前にようやくきっぷ売り場を発見し、列車に飛び乗った。


メークロン線の列車は、発車してしばらくしてからドアが閉まるという、日本では考えられない方式であった。

1時間ほどして、終着のマハーチャイ駅に到着した。



残念ながら、メークロン線の線路はここで一旦途切れており、川の対岸に続きの線路がある。対岸の列車の発車時刻までは2時間あった。
私は駅を出てマハーチャイ市場を歩いた。



渡船場の近くのカフェでこの後の動きを考えた。



2時間後の列車に乗った場合、14:30にメークロン駅に着くことができるが、その後メークロン駅から発車する列車は15:30発で、メークロン駅への列車の到着と、それに伴うメークロン市場の片付けを外から見ることができない。
そこで、私は計画を変更した。タイの配車アプリのGrabを使い、タクシーでメークロン駅に先回りすることにした。
メークロン駅には屋台があり、そこで昼ごはんを食べた。


列車の到着まで、タイマッサージ店で時間を潰した。
マッサージ終了後、メークロン駅の線路に向かった。
列車の到着時間10分前になると、スピーカーで列車接近を知らせる警告放送が流れた。そして、線路脇の屋台は片付けを始めた。




放送に従い、赤い線の後ろに下がろうとするが、どこもかしこも既に観光客や屋台の主でいっぱいになっていて、自分のスペースを見つけるのに一苦労であった。
そして、奥からおもむろに列車が現れた。日本では到底考えられない光景である。



メークロン駅からの発車時刻まで、線路脇のカフェで時間を潰した。




終着のバンレーム駅に到着した。駅周辺は対岸の屋台が所狭しと並ぶマハーチャイと異なり、比較的ゆったりとしていた。


渡し船に乗った。料金は3バーツであった。


再びマハーチャイに到着した。
次の列車までは1時間あるため、私は再びGrabでタクシーを呼び、帰路についた。

※過去のタイ旅行記・タイ文化紹介記事は以下のURLから確認することができます。
https://note.com/yobhtamap/m/mfbe834680752 https://note.com/yobhtamap/m/m421fa9974071

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