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地域と共に…


昨日は、最近知り合った会社さんのお手伝いで長野県の諏訪に行ってきました。(タイトルの写真は自宅から見える富士山ですが…)
愛知県にある会社さんが、事業の一環として行っている「地域再生事業」を越境して長野県でも活動することに。現在着手しているのは、古民家を改装し、シェアハウスを制作中。
そして今回は、その改装作業員募集のため、参加することとなりました。
場所は冬場に何度か訪れた事のある諏訪郡富士見町。
スノーボードでお世話になっている場所でした。

スノーボードを始めた時から思っていたことでしたが、「遊びに来させてもらっている地域に恩返し(はちょっと大げさだけど)したい」という思い。
スノボを始めた15年ほど前には漠然とした思いだったのですが、こんな形で携わる事ができるようになるとは、思ってもいなかった。

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写真①中央本線富士見駅 写真②施設付近の様子

今回は家1軒をまるまるリノベーションするとあり、規模が大きく昨日の作業だけではまだ完成系を拝むことはできず、これからも何度か伺う事になりそうです。

で、この作業を行いながら自分の思いとこの作業がリンクルする事が…。
今回、作業の話を伺った時、DIY好きってこともあり特に躊躇する事もなく参加を決定したのですが、「地域に何かを届けたい」という気持ちが大きかったように思います。

先述の通り「遊ばせてもらっている地域」という認識もありましたが、自分んが会社を退職し実家に戻ってきたとき思った『地域貢献』という事が最初に頭に浮かびました。

高校を卒業し、各地を転々とした生活を送っていた身としては、地元に帰ってきて定住を決めると、結構な衝撃を受けた事を記憶しています。
それは、街並みが変わり道路が変わり、そこに生活している人たちの景色が大きく変わっていたからでした。
「知っている街が形を変えていく」というよくある話ではありますが、どこか自分の街とは別世界なことのように捉えていたのかもしれません。
地元は新東名の開通に伴い、区画整理やらアクセス道路の建設が始まり、友達の家が移動していたり、高校時代によく通っていた道が大きく様変わりしていたりと、少しうらしま太郎状態が続いていたんですよねえ。
そんな中、この新しく動き出している街と自分がどう向き合っていくのか?と考えた時「何かこの街の一員として地域に貢献できることはできないか?」という気持ちになってきたのでした。
そんなに簡単に貢献なんてできるとは思ってもいないし、実際何ができるかもまだ模索中ですが、きっとこの気持ちを持ち続け、目標を見失う事がなければ何かしらの形を残していけるのではないかと考えています。

今年の4月に独立し、最初に思い描いた「地域貢献」という自分自身の柱のひとつを、住まいとは違う街に携わったことで思い起こす事ができたいい機会だったと思います。

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