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自分を失くし苦しんだ日々

おはようございます。
今日は独立当初に苦しんだ、今では笑い話にしかならない話をしたいと思います。

突然ですが、行動って何かしらの目的があった起こすと思うんですが、その根源ってどこにありますか?

例えば、
①食欲を満たすため食事をする
②あまりお腹はすいていなかったけど友達に誘われたから食事に来た

①も②もよくある事だと思います。
ただ、この大きな違いは、「自分本位」か「他人本位」かという事になるかと思います。

皆さんの行動は、どちら本位が多いですか?

こんなことを考えると、私の場合いつでも決まって「他人本位」が多くなります。
だって、
・相手に楽しい気持ちになってほしいから
・相手が助かるから
・会社の方針だから
・そして自分も多少なりとも手助けできてよかったと思えるから
など。
他人本位になるにも多くの理由がありました。

ただ、これが『真の他人本位』と『偽りの他人本位』が存在すると今では思っています。
※真の他人本位・偽りの他人本位は私が勝手にそう呼んでいるだけです。

『真の他人本位』
人に何かをする事で、喜びや楽しさといった感情を純粋に感じられるもの。

『偽りの他人本位』
人に何かをする事で、自分の存在価値やその場・グループでの自分の居場所を確保する。

つまり、偽りの他人本位の根底には、ものすごい大きな「自分本位」が眠っているというものです。
私の場合の他人本位は、まさに「偽りの他人本位」でした。

この考えを持っている人は、基本会社に属すると自分の場所を確保するためにメチャクチャ仕事をします。だから会社からの評判も上がります。
しかし、その反面給与面などには反映する事が難しいと思います。

それはなぜか?
偽りの他人本位の場合、「指示待ち族」の人が多いからです。
念の為お伝えししておきます。
今書いている事は、全て過去の私の事です。
だから、そんな事はない!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは実体験からの見解です。

そうすると、独立した時どんな事が起こるか、さっしのいい方ならお分かりになると思います。
そうです。自らが起点となって動くことができないのです。
・何をしたらいいのか?
・何をすべきか?
もっと言うと、
・自分が何をしたいのか?
すらも分からないのです。

自分自身に「あなたの幸せって何ですか?」と問い、回答に困った方はここに陥ってしまっているかもしれないですね。

実際に独立してこの事に気付いた時、
・どうしよう…
という焦りと、
・でも会社を辞めてこの事に気付けて本当に良かった
という両方の気持ちがこみ上げてきました。
前述の気持ちは後述の気持ちに気付ければ、どうにでもできます。
(最初は大変ですが…)

そこからそろそろ1年を迎えようとしていますが、今これからが本当の意味での「他人本位」で活動していけるのではないか?と思っています。
自分本位、他人本位どちらの本位が正解・不正解は無いと思っています。
ただ、その事で自分を苦しめるのなら別の本位に切り替えてみるのも一つの手段なのかもしれないですね。

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