波羅玖躬琉(はら・くくる)

書くこと、読むことを楽しみにnoteで過ごしています。個人企画「青春と人生の交差点」開…

波羅玖躬琉(はら・くくる)

書くこと、読むことを楽しみにnoteで過ごしています。個人企画「青春と人生の交差点」開催中。週末は実家のスナックでチーママ稼業(2022年7月で終了)在宅データ屋。今は競馬データ構築分析が主軸。ライブハウス好きアザラシはもっと好き。

マガジン

  • 青春と人生の交差点

    あんなに立派なあの人も、あんなに素敵なこの人も、どこかできっとやっている。そんなこんなで今がある。 今だから笑えるやっちまった話や「青春」だったあの時。青春はいつからでも始まりその失敗は人生の肥やしになる。らしい。

  • 月刊『砂短😈』【2020年11月・12月合併号】

    • 34本

    月刊『砂短😈』 5,850円 ★★★★★ 毎月20日発行 砂短のいまさら馬券理論【データ理論✕馬券理論 Professional】(390円×30記事以上) ※初回のみ390円×40記事以上 この月額マガジンをご購入頂くと、中央競馬(単品390円)・地方競馬(単品390円)が全て定額(月額)で閲覧頂けます。 2020年11月28日~2020年12月31日に発行される全ての記事が閲覧可能で、大変お得なマガジンです。

  • オンガク(youtube)

    砂短サイトYouTube配信用動画メイキング、エピソードのほか、関わって頂いたアーティストさんのご紹介、ライブ情報など。自身の音楽愛もこちらで叫びます(*´ω`*)♬

  • 玖躬琉の部屋

    長い独り言や自身の経験を織り交ぜた随筆やエッセイらしきものもこちらで。

  • 企画参加しました!

    個人企画参加note

最近の記事

スナックで逢いましょう:青春と人生の交差点

実家のスナックは今年で創業54年。高度経済成長、バブル、リーマンショック、そして今。いろんな事をくぐり抜けて、細々とやってます。 店の看板は、二つのうち一つだけ灯します。中途半端な佇まいをしていると、一見さんは入るのに躊躇しますが、「ひょっとしたらやってるかな」と、毎週のように確かめに来る常連さんが、その灯り一つで気が付いてくれます。悲しいかな、現状新しい方を積極的にお呼びするような状態ではないものですから。 たった2週間です。 再開したもののすぐに休業。仕方ないと言え

    • 我が愛しのチップスター:#吞みながら書きました

      やっぱりみんな面白いなあ・・・へへ、ってわらいながらこkの「にもながら、吞みながら書きました」のハッシュタグを追っていました。さすがに覗き見ばっかりじゃ申し訳ないので短いですが少しだけ参加します。 3月20日って春分のひですよね。昔の記事を遡ると必ず出てくるこの時期の文言が「厄月」。そう!ろくなことないの!虫歯が爆発して祝日で救急走ったのも3月20日!そして私の「ヘルニア記念日」でもあるんです。 ヤバいまじで陣痛より板方、痛かったんですわ!なのに入院もできなくて身動き取れ

      • 暴言は怖いけど気持ちいい

        酒を飲まないと書き出せない自分がいるのを許してください。言わなきゃ分かんないのにね。すっかり軟弱代表になりました。何かの力を借りないと、心も体も緩めることができないのが現状です。ん?体はあっちこっち緩んでいるな(笑)お目汚しですが、つらつらと。 常に頭の中で声がしているので、気が向くとそれに耳を傾けます。この時点でおかしい。病院行けとか言われそうですけど、そうなんだから仕方ないです。私の中ではいたってスタンダード。そんなとき、偶々引っかかる面白い言葉を拾い上げると、いい文章

        • 推しのもとへ、いざ行かん

          こうした現状になる前までは、お酒を飲みながら音楽を聴くのが好きで、ライブバーやライブハウスに出向いてはいろんな音楽に触れたり、気に入った推しができると追いかけたりしてました。それが縁になって、運営サイトのイメージソングを作詞作曲してもらったり。私にとって、ライブハウスは素敵な出会いをくれる場所なのに、すっかり足を運べなくなっています。 毎週末には実家のスナック稼業で、高齢のママと接触しなきゃいけないことが頭をよぎって、リスキーなとこを避けたってのもあります。行きたいのに行け

        スナックで逢いましょう:青春と人生の交差点

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          107本
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          20本
        • ツボへのオマージュ
          2本

        記事

          あなたを想うと、甘くて苦い

          毎年バレンタインデーがくると、あげる人もいないのにそわそわしている私。最近甘いものを食べたい欲求が沸くことが多くて、今年は自分のためにちょっといいチョコを買いました。金色と茶色リボンで結ばれた小さな箱の中には艶を帯びたかわいらしいチョコレート。行儀よく並んでいた一つをつまんで口の中でゆっくりと溶かしながら、思い出すことがあります。 商業高校に通っていたのですが、その9割8分が女子。ほぼ女子高ですね。水泳部だったのですけど、毎年夏休みになると、学校で合宿が3日ほどありました。

          あなたを想うと、甘くて苦い

          至高の九宝菜

          いまから30年くらい前の話です。 実家から交差点を一つまたがったところで、姉二人と叔母がエステサロンと美容院を共同経営をしていました。ともかく三人とも忙しく、食事も不規則なのを見かねた母が「近いんだから食べに来なさいよ。ついでだから」と、給仕を名乗り出て、時々姉たちが昼ごはんを食べに来ていました。 母はスナックを経営していて、昼夜逆転に近い生活をしていたのですが、みんなが食べにくる昼前には、重い身体を起こしてご飯の支度をします。改めてそのために用意された食材ではなくて、冷

          好きなひとに嫌いと言いたい

          とにかく出そうと思いながら、あれもこれもと思っている間にまた日は過ぎてる!すっかり読み専。なかなかの遅筆っぷりです。 会いたい人に心置きなく会えず困った世の中で、体温や息遣いも遠のいた日々を過ごしてますよね。なんとなくいろんな人と疎遠になっているなあと、ぼんやり考えていたとき、ふと気が付いたことを。 □ いろんな人に巡り合ってきて、ああ、好きだなあって思うひとがいます。 でもそういう人に限って、好きな気持ちと共に「ここさえなければ」と思うことも目に付くことがあります。

          好きなひとに嫌いと言いたい

          匂い

          突然なんですが、妙に匂うんですよ。 匂うって言ってもカップルで写真どーのこーのの「匂わせ」的なもんじゃなくてね。あ、聞いてないか。物理的にです。 くっさいんですよ!くっさいの!何とも言えないくささなんですわ。 気が付いたのがここ何ヶ月か前。フッとした拍子に「わっ!くさっ!」ってなる。後ろを振り返って確かめるんですけど、独り暮らしなんで当然誰もいない。「なんだよ…おい」と、ちょっと斜め上を観ながら、いかにも向上心溢れる出で立ちで、観たこともないのに鼻の穴に感覚を「全集中」

          まずはポチっと

          去年の7月に初めての個人企画を興して、お集まりいただいた方のお見送りをした後、何も告げずに半年ほど亀のように首を引っ込めてしまったnote。改めて心配いただいたみなさまに「すいません」 ともかく、今年こそ少しでも書かないと…!なんて踏ん張ってみるものの、気が付けばもう月も終わりごろ。 あかん。 悪い癖で変にかっこつけようなんて思うからダメなんですよね。周りに素敵な言葉を操ってる人がいっぱいいてさ、「よーし私だって!」なんて挑んでみるも…勝手に挫折する。 何も出せないま

          棺桶

          「こんなことやった店で飲む酒、美味しいと思う?」 母は少し不機嫌な顔をしてテレビを見ていた。 画面には緊急事態宣言のテロップと、カウンターの端から端までびっしりと遮った透明のカーテン。パーテンションで区切られたカウンターがあって、ぶっきらぼうに店主が「従うしかない」とインタビュアーに答えていた。 私はスマートフォンでパーテンションとビニールカーテンの材料を物色しながら、「仕方ないでしょ。やっとかないと持続化給付金の申請もできないんだし」と答えた。 ☐ 私の母はスナック

          2020年ありがとうございました。

          2020年も残すところあと数時間。今年は半分しか足を運べなかったnote。 声をかけてくださった方にまずは感謝、感謝です! だいたい、こんな状況で突然いなくなったら「え?どうした?気掛かりだけど声かけづらいでしょ…」が普通。ですよね。私でもヤキモキします。煩わしい気持ちにさせて申し訳ありません。ここで浮かび上がるのもどうしたものかと躊躇いました。「ちょーっと忘れてたのに、今になってなんで出てきたん?」になります。私なら。 ほんと、突然書けなくなりました。糸が切れたように

          2020年ありがとうございました。

          【リライト】逃げていた。だけど幸せだった。 #クリスマス金曜トワイライト

          潮が舞い上がって砂浜は白く霞んでいる。海沿いの公園にあるベンチは強い太平洋の風にさらされて、鮮やかだったはずのグリーンのペンキは剥がれ落ち、朽ちかけていた。 目に映るのは残酷なほど青い空と、細く刺さる日差し。遠くでコンクリートを打ち付ける波音。 僕は風に吹かれてベンチに落ちた砂を、皺が増えた手で払いながら、ゆっくりと腰掛ける。 今でもこの海に来れば会える気がする。 おそらく叶わない願いを思い、自らを嘲って目を閉じた。 未だ心に残るのは、今日の暖かな陽光とは裏腹な、土砂降

          【リライト】逃げていた。だけど幸せだった。 #クリスマス金曜トワイライト

          お見送り【vol1「初めての○○」】 #青春と人生の交差点

          6月初旬、個人企画を告知してから1ヶ月と少し。7月21日に最後のお返事を書き終えて、vol1終了。 改めましてご参加いただいた方、読んで頂いた方、お時間を頂戴いたしました。安堵と感謝と次への構想…色々なことがハムスターのようにくるくると頭の中を駆け回ってます。 ここに来てくださった皆さんが、私のしたかったことを叶えてくれたのが、何より有難くて。どうしよう。感謝以外の言葉が見つからない。 「ありがとう」って、あまり使いたくないんですよね。 「ありがとう」ってどこか、「そ

          お見送り【vol1「初めての○○」】 #青春と人生の交差点

          ととさんと私と #青春と人生の交差点

          個人企画「青春と人生の交差点vol1(初めての○○)」にお寄せいただいたnoteへ、拙いですが言葉を寄せたいと思います。 vol1のトリを飾るのは、ととさんです。 表題が方言チックに「と」が続いて、まるでニワトリさんがエサをついばんで歩く姿が浮かびますが(どーでもいい) 初めまして。これをご縁によろしくお願いいたします。 今回お寄せ頂いたnote、「初めての詰め合わせ」ですね。楽しくも、強いものを感じながら拝読いたしました。 「初めての転職」がベースになっていますが、

          ととさんと私と #青春と人生の交差点

          suzucoさんと私と#青春と人生の交差点

          個人企画「青春と人生の交差点vol1(初めての○○)」にお寄せいただいたnoteへ、拙いですが言葉を寄せたいと思います。 13人目はsuzucoさんです。 この企画を見つけていただいたご縁を大切にしたいと思います。初めまして。あとはごめんなさい。 どっっぷり読んでしまいましたー!どっぷり!ストーカレベルで「スキ」を押してるな…ピンク色のため息が出た!「ほうっ…」って(笑) 恋を思い出すとき、五感(六感)で覚えてますよね。思い出です。相手を「想う」ではなくて。それこそ終

          suzucoさんと私と#青春と人生の交差点

          み・カミーノさんと私と#青春と人生の交差点

          個人企画「青春と人生の交差点vol1(初めての○○)」にお寄せいただいたnoteへ、拙いですが言葉を寄せたいと思います。 12人目は、み・カミーノさんです。 私もクレープデビューは15歳!流行り始めだったんですかねえ…そうそう、あの頃は専門店なんてなくて、近所の喫茶店のマスターが焼いてくれました。いちごとバナナと生クリームが入ったスタンダードなクレープ。 モチモチ、フワフワ、甘くて酸っぱくて。口に広がる至福。 最後の方は上手に食べられなくて、指をぺろりとなめながら、今度

          み・カミーノさんと私と#青春と人生の交差点