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3の倍数

初めてnoteに「淀ちゃん新聞」としてアカウントを作ったのが2月。

そこから課題がこなし切れず廃刊にしたのが約3か月前。

私は何をやるにしても「3の倍数」で一度アクションします。
あ、「3の倍数で馬鹿になる」人って、どこ行っちゃったんだろう。

「3日坊主で終わるならやめよう」
「3週間やってみて課題をこなせていなかったら考え直そう」
「3ヶ月やってみて楽しめていなかったら切り替えよう」
「3年経って結果が出なかったら才(器)がない」

などなど。

日本人はラッキーセブンの「7」を筆頭に、「3」が好きな数字の上位なんだそうで。
「日本三大○○」「三本柱」「三つ巴」「三人寄れば文殊の知恵」…確かに「3」にまつわる言葉はたくさん。会社名に「三」を付ける所も。

古代中国の文章で「『三』は、天地が合うと万物を生む穏やかさを指す」とあって、「満つ(みつ)」など縁起のいい語呂合わせとの繋がりもあります。

加えて言うなら日本人は何かの節目に3のような「奇数」と使うことが多い。冠婚葬祭で包む金額は、奇数が多くないですか?
100万とか、束で渡す方とは縁がないな。

分かりやすく説明できるのは、11月15日の「七五三」でしょうか。
いわゆる「節句」は「1月1日」、「3月3日」、「5月5日」、「7月7日」と「9月9日」奇数が重なる日に設定されていて、さらには俳句の構成も「5・7・5」なんてことも。

話を戻して

私がここでエッセイ「まがい」の事を書いて3か月が経とうとしています。

敢えてここで書くことはしませんでしたが、3日坊主で飽きる事もなく、3週間で自らが課している書く上での課題も乗り越えた(つもり)。

そして3か月。
このnoteで文字を綴り始めた頃と比べ、変わりつつある自分がいます。

相変わらず書くことは好きで、楽しんでいる自分がいます。
書くことについて疑問も出て、課題もあって、苦悩するときもあるけど、それを含めて楽しい。「大変を楽しめて」いる。

周りの雰囲気も変わってきました。
「競馬はしないけど書き物は楽しみに読んでいるから、エッセイ用のアカウントを作って欲しい」とTwitterのフォロワーさんからリクエストを頂いたり、

たまーにとんでもない有名な方や、憧れてフォローしている方から「スキ」を頂いて有頂天になったり

noteで読む様々な文章から、思いもよらない知見を頂いてワクワクしたり。

トレジャーハンターのように図書館やネットで調べものをして、自分の中に取り込めた時の快感を味わったり、

その思いをこの「淀ちゃん家」で出したものにサポートを頂けたり…
有難く使わせていただいております。

あ、こないだブルーライト対応の〇眼鏡買いました!(笑)
眼鏡の名産地、福井県鯖江市の眼鏡。


よく見えます。眼精疲労も軽減されて、また楽しい事を書けそうでウキウキしたり。

これだけ「たりたり」言えるくらい「タリーズコーヒー」も好きです。

こんな風に「脳がフェイントする」自分も楽しかったり。

総じて言えば

「自分のことが、少し好きになってきた。」

これって立派な成果。生きていくうえで欠かせないことかも。

1年半程前、心の調子を崩して世の中が全てが敵になる妄想と落胆、生きることを放棄して、毎日包丁を抱えて寝ていた自分も

引き出しの片隅にしまってあるけど、

振り返れば
そんな自分があって今がある。

少しだけ好きな自分になれるまでに、約半世紀かかったけど、なれてよかったと思います。

そんなきっかけを与えてくれた友人や知見、画面の向こうでこれを読んでくださる皆さんに感謝して、自分をもうちょっとだけ好きになろう。

そして、読んでくれる誰かの心が少しでも強く、軽く、丸くなるように。

今度は3年経ったときに

皆さんに堂々と出せる結果につながるように、少しずつ布石を打ち続けようと思います。

書いて生きていく人生を選択した自分を、もっと好きになるために。


                          (3の倍数-Fin-)

読んでいただきありがとうございました。これをご縁に、あなたのところへも逢いに行きたいです。導かれるように。