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行動を変えるデザイン

物を売るにあたってお客様の心理や行動経済学の考え方を知ることは必須だ。物をお店のどこに置くか、どう組み合わせるか、どのように販売するかなどによってお客様の行動は変わってくる。

だからこそこの本の内容を少しでも自分に取り入れられないかと思い読み始めた。

バイアス

人は過去や周囲の行動によってそれが例え間違っていたとしても正しいと思いこんだりすることがある。多くの選択は疲れるし大変だからこそ備わったものだと思うが、それに頼り過ぎないようにしなくてはならない。

行動条件

行動に取りかかるにはいくつかの条件がある。

①キュー

合図、きっかけのこと。行動するにはまずそのことが頭によぎらないといけない。例えば空腹を感じたり、広告を見かけたりなど。

反応

次に瞬時に直感的な反応をする。過去の経験などから判断される。

評価

費用対効果についてざっと考える。いくらかかるのか、手間がどのくらいかかるのかなどを判断する。

アビリティ

能力のこと。今使用できるのかを確認する。スマホがあるか?ログインのパスワードが分かっているかなど。

タイミング

いつ行動するべきなのかを判断する。今でよいのか、1か月後の方がよいのか急ぎかを考えなければならない。

行動を促す習慣化

①深く考えず、何度も繰り返すルーティーンを見つける。

②意味があり価値のあるメリット、報酬

③シンプルで曖昧なところがなく目的が絞られているキューを探す。

④実行可能かどうか。

やりたいこと、続けたいことを習慣化させるにもこの考え方は使える。

最後に

行動を変えるデザイン」の最初の一部分をまとめてみた。人の行動にはそれぞれ理由がある。その要因である心理学や行動経済学の考え方を知ることはとても重要だ。

これからも勉強して自分の考え方の一つとして取り入れ、その考え方を多くの人の幸せに繋げられるよう頑張っていきたいと思う。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


#読書の秋2021 #中川洋瑛

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