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妊娠がわかった時から、おなかの子の母親になるのは理解しているんだけど
私の感覚的には、出産したその日から
母親としての私がよーいスタート!と始まった。
となりの小さなベッドで、ごにょごにょ手足を動かす赤ちゃんは
私とつながっていたけど、いまは手を伸ばさないと届かない距離にいて
パンパンに膨らんでいたおなかの中で、胎動を感じていたのに
ぶよぶよのおなかに手を当ててみても、動かない。
あたりまえのことなんだけど、ふわふわ夢のようで
嬉しくて嬉しくて。
少し照れながら、私がママだよ。って話しかけてみて初めて
あ、ママなんだな。という実感をした。

あくびするだけで、可愛いくて
上手におっぱいを吸えないのが、可愛いくて
私の声のする方に顔を向けてくれるのが、可愛いくて
その夜は何か涙が止まらなかった。ホルモンバランスのせいで情緒不安定とも考えられるけどすごく感動していたんだ。

2、3日は慣れない入院生活に興奮状態もあり睡眠が削られても、気分的には全然平気でした。
退院して、すぐに相談できる看護師さんも 同じく赤ちゃんを抱えたスッピンの新米ママ達も
そばにいない現実を突きつけられる感覚。

この子には、私しかいないんだ!!っていう責任感(今考えると勘違い、助けてくれる家族や友人がいることを気づいていない)と
恐怖に襲われた。
1ヶ月検診で、病院の先生に
「大丈夫です、お母さん頑張っていますね!順調に大きくなっています。」と言ってもらえて初めて安心して、また泣いた。
何が正解かわからない子育てで、
少しでも肯定してくれて共感してもらえる言葉だけで救われる。

その気持ちを知っているから、
私のヨガレッスンに来てくれる生徒さんと赤ちゃん達には
安心してもらいたいし、少しでもママの心が軽くなってもらいたい。
いつも頑張っているママ達は、褒めてあげたいし疲れを癒してあげたい。

私にできることは、ヨガを伝えること
話を聞くこと。何か良いエネルギーを持って家庭でも、その良いエネルギーが持続することを願います。

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