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スタジオ作りのきっかけ

会社を辞めることは決まっていたものの、そのあとどうするかはっきりと決まっていなかった昨年。特に転職活動をしたわけでもなく、今のポジションを得られた経緯についてご紹介します。

この業界はウェットな世界

ウェットというと悪いイメージを持つかもしれませんが、就活や転職活動は普通にマイナビやリクナビ、エージェントを使う世界観しか知らない私にはそんなふうに見えました。

デジタルに採用ページからエントリーして面接して、なんてことではなく卒業したスクールの友人に、「今度○○先生がスタジオ立ち上げるみたいだけど興味ある?」と聞かれ、退職のタイミングも合いまって話をすることになりました。

でも会社員時代は営業職だったため、お客さんのやりたい!は願望であって現実まで持っていくのには相当な時間と活動が必要だったことから最初に聞いた時は話半分くらいでもし役に立てることがあれば寄与したいな、くらいの気持ちでした。

ただ実際にはここから半年ほどで開業まで事が運んだので、大企業のスピード感とは全然違うなと思ったのもまた衝撃のひとつでした。

話が逸れましたが、要は日頃の人間関係、特にヨガでは通ったスクールのつながりが大きいのが実情です。またインストラクター歴が長いほどこうした繋がりも強いでしょうから経験値が浅い方には狭き門。ヨガ経験とは別の強み、スキルセットを推し出していきたいところです。

joinさせてもらえた決め手

では、インストラクターとしての経験値のない私がなぜスタジオの立ち上げに参画することができたのか。
オーナーさんと後日談として聞いた時に出てきたことはこんな感じ。

・仕事が好き、前向き、能動的
・一般企業での実務経験、特にプロフィット部門で事業を回している経験
・わからない事は自分で調べて考えること
・副業での自主開催クラスやワークショップの企画・経験
・処理性能○

逆に足りないところでいうと
・ヨガスタジオの運営経験
・ヨガインストラクターとしての経験
・コンシューマビジネスの経験
・下手にですぎる性格

整理してみると、業界経験はなくてもビジネスとしてスタジオを運営する業務はできそう、そんなふうに思ってもらえたのかもしれません。

実際にスタジオ運営の仕事は、採用や労務管理ののような人材周り、売上管理、システム、そしてコンシューマ向けビジネスのマーケティングや販促など一般企業と大きく変わりません。
私はコンシューマビジネスの経験はありませんが、そこは別のメンバーが中心になっているので私は主にスタジオ内部の運用作りが適任、となったわけです。

実際にやっていること

運営に関わる中で私の分掌をご紹介。細かすぎるのでざっくりですが…。

主体でやっているのはこのあたりです。
・インストラクターとスタッフの採用活動
・契約書の起案、作成、締結
・インストラクターとスタッフ教育、マネジメント、労務
・スタジオ管理
・スタジオ規約整備
・スタジオオペレーション整備
・予約システム作り
・お問合せ対応
・売上管理
・チラシ配り


副担当の業務はこんな感じ
・サービス体系の検討
・レッスンスケジュールの起案、調整
・イベントや講座の企画、調整
・SNS運用
・情報PFでの記事執筆

完全に役に立たなかったもの
・マーケティング全般
・ブランド検討
・ロゴデザイン、スタジオデザインの作成
・スタジオ設備の選定
・不動産まわりの検討、契約

完全に得意と不得意がはっきりした形になりました。実務的なことはお任せあれ、でも右脳を使うようなクリエイティブなことはすっごく苦手。
でも今のメンバーは皆さんバックグラウンドが違うので、クリエイティブ派の皆さんに助けられてる分、実務は任せてもらっています。
今思うと少数精鋭の立ち上げメンバーに入れたのは社畜時代に培った実務能力を評価いただいたのだろうなと。(後付けかもしれないけどね)

あ、でも未経験ゾーンですよ!

いくら一般企業での実務経験があるからといって、大企業の縦割り社会にいた私は、採用や労働契約、スタジオオペレーションなんて未経験です。前職では医療や官庁まわりで仕事をしていたので、B2Bですら怪しいレベル。

運営会社の弁護士さんや社労士さん、社員さん等、外部の皆さんの力を借りながら暗中模索状態で進めています。

大切なのはわからない事があっても前に進めること。やると決めた以上、腹を括ってやるしかないと覚悟を決められるかが1番の強みなんだろうなと思います🔥

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