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【ネタバレあり】劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』8つの感想(ペチャクチャ)

俺は高校生探偵、ではなく、よぎ坊。幼馴染で同級生なんているはずもなく、黒ずくめの男の怪しげな人気映画を目撃した。
ささ中途半端な前振りは置いておいて、本日は劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』について、1度鑑賞したならば理解しておきたい8つのポイントを解説していきたいと思います。
以下ネタバレご注意ください。

はじめに

まず一言、今年は総じて色々刺激が強めのコナンでしたね。

人質の目の前で両親を殺そうとして脅迫する黒の組織
口封じのために手が込んだ殺人をするピンガ
今まで映画の度にちょろっと描くことはあっても公式が表立っては推しては来なかったにも拘わらずサラッと一方的にめちゃ進めてしまったコ哀
もうハラハラドキドキが止まりませんでした。

今回は劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』に関する8つのポイント。5つの大考察と3つの謎(+Next Conan's HINT)をお伝えします。

出典:劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(C)2023青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

5つの大考察

考察①ジンウォッカ化!?

今回は普段ミスしかしないウォッカが、写真を見ていち早く最新のスマホ機種であることに気付いたり、ピンガが蘭と戦いを続けようとしている所を冷静に引き留めたりと、中々に活躍していて面白かったですね。まあ最後にはしっかりシェリーを逃して今回も着実にミスの回数を積み上げた訳ですが。

逆に今回はジンがイマイチ活躍しなかった。昔はピスコの時などに口を割らなければシェリーを殺そうとする気満々なだっただけに、今回のキールからの、身体が小さくなったカラクリを知りたくないかという誘いに少しでも応じてしまうのは少し普段のキャラじゃないし、思いっきり潜水艦内の柱を殴りながら言った(痛そう)「とんだクソシステムじゃないか」は汎用性が高いネタセリフになりそうですね。
仕上げにジンは「沈めてやるよ黒鉄色の海底に」とカッコつけた挙句、自分達の潜水艦を沈めてしまう始末。

出典:『名探偵コナン』18巻

これではもうどっちがジンかウォッカか分かったもんじゃない。
酒という観点でジンとウォッカの大きな違いがジンが香りがある一方でウォッカが無臭なこと。近い内に無臭になったジンに灰原が全く気付かないなんてこともあるかもしれないですね。

考察②イーサン小五郎!!

キールこと水無怜奈の父親であるイーサン本堂の声優は今の毛利小五郎と同じ小山力也さんだったのか!とキールの回想内でイーサン本堂の声を聞いて今頃気付きました笑
普段コナンは漫画だけ読んでアニメを見ないことが多いとはいえお恥ずかしい限りです
よくよく見るとイーサン本堂のあごとかは毛利小五郎と似ている所ありますかね。イーサン本堂のあごはあんま触れるのも良くないので次行きます!

出典:『名探偵コナン』57巻

考察③ロングコートがお洒落な時代

ジンが元々黒ずくめのロングコートを着ていたのは違和感ないが、安室もロングコート、更にはコナンまでもロングコートと今回のコナンの時代では現実の流行に合わせてかロングコートが流行ってるようだ。毎度ところ狭しと様々なキャラが押し込まれるキービジュアルでもしっかり安室はロングコートを前面に押し出していますね。
ちなみにの服装はサイヤ人を意識している。

出典:劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』本ポスター(C)2023青山剛昌/名探偵コナン製作委員会


出典:『DRAGON BALL』

考察④黒の組織はITベンチャー!?

ベルモットが遠隔でパシフィックブイの操作出来たり、ピンガが映像書き換えたりディープフェイクを使えたりと黒の組織は個人でもレベルが高いエンジニアが揃ってて最早IT企業って感じた一方で、今回は潜水艦内に、工藤新一の家の捜索の時位にしか普段見ない黒の組織の末端も数人出てきて昔はヘリの操作もジンやウォッカ、キャンティなど主要メンバーがやっていたりキール奪還の際も主要メンバーが運転と狙撃を自分たちでやっていたりしたことを考えると、黒の組織はさながら段々と拡大してるITベンチャーで主要メンバーがあらゆることを一から百まで全部やるなんてこともなくなってきたのかもしれず、少し寂しいですね。
組織が大きくなると難しくなるのは人間関係で、今作でも黒の組織は内部で喧嘩ばかり、、皆でキールを奪還した時のウォッカのドヤ顔とキャンティの嬉しそうな顔はもう見れないのでしょうか。

出典:『名探偵コナン』58巻

考察⑤Blue GiantなMusicの略がBGM

BGMが映画Blue Giantに似ていると感じるシーンが多かったです。それもそのはずで実は今回の黒鉄の魚影の監督立川譲はBlue Giantと同じ監督なのです。ちなみに、この立川譲はコナンの過去作『ゼロの執行人』の監督もしていました。このゼロの執行人の時もそうだったが立川譲のコナンの世界の人物は皆途方も無くITリテラシーが高いんですよね。。

話が逸れたが、今回のBGMは良かった反面、気にしすぎていたからかBGMが目立ちすぎている感もありました。

出典:名探偵コナン テーマ曲集6~THE BEST OF DETECTIVE CONAN6~

尚、昨年の『ハロウィンの花嫁』で好評を得た『キミがいれば』の声ありver.は今年の映画でも灰原が水中に突き進むシーンで採用されていましたね。

3つの謎

謎①博士の初恋の人はベルモット!?

映画のエンドロール後にベルモットが、シェリーを助けた理由を探すのが貴方の仕事と言った旨の発言をしており、突然序盤に出てきたフサエブランドを購入したがっていて灰原から整理券を貰ったおばあさんに化けていたことが発覚。
まさか、フサエブランド買えたからシェリーを助けたなんてある訳でもないだろうし。フサエブランドとベルモットに何の関係があるのでしょうか。
そもそもベルモットに整理券渡す時点で灰原は組織の気配を感じてなかったから最初のおばあさんはベルモットではない!?

なお、フサエブランドは阿笠博士の初恋の人のフサエ・キャンベル・木之下が手がけており、フサエとベルモットに関係があるのであれば阿笠博士に思いも寄らぬ所にベルモットに関係があるのかもしれない。

出典:『名探偵コナン』40巻

さらっとフサエブランド、フサエブランドと連呼してしまったがコナンの中でフサエブランドは高級ブランドとしてよく登場して更に驚くべきは今回はすでにコラボ商品というかフサエブランドとしての商品であるブローチやバッグが実際に販売されているのだ。にしても業火の向日葵の時もそうでしたが灰原はおばあちゃんと一緒にいるのが謎に似合うな。

謎②突然のフィリピン

ベルモット関連で言うと、何故ベルモットは最初にシェリーに変装する場所として、日本ではなく、八丈島からは乗り継ぎが必要なフィリピンを選んだのだろうか。パシフィックブイが外国人とも間違えうることを伝えてクソシステムさをアピールするため?もしくは単にフィリピンは日本よりも防犯カメラが多いためか?
まあ、こういう場所の由来はキリがなく、そもそもなぜ今回は八丈島にしたのかとかも考えても原作者の青山先生がクジラを見たかっただけとかかもしれない。劇中に黒潮が出てくるからそういう潮流の設定で丁度いい場所だった可能性はありますね。

③家でも変装をしてて偉い赤井秀一

序盤で沖矢昴のメガネに映った「キールから〜」みたいなメッセージが映っている時間が短すぎ&文字の反転で最後まで読めなかった。。
ラムなんてすぐ車に乗るだけで変装解いちゃうのにね。

出典:『名探偵コナン』90巻

Next Conan's HINT

次回作は怪盗キッド×服部平次の予感。

『14番目の標的』の時でさえ古いネタとされた元々90年代の ネタだったAでキスを未だに引っ張るのか!?

出典:『名探偵コナン』96巻

夜景の写真に明るくないが場所は兵庫の摩耶山でしょうか。

終わりに

以上、コナンについて素人であるよぎ坊による劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』の8つの感想(ペチャクチャ)でした!
どうでしたか。もう一回見てみたくなってしまいますね。ってそんな訳ないわって人いたらごめんなさい。

長くなってしまいましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。素人感想で間違いなどあったらごめんなさい。。。

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