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バガヴァッドギーターに導かれる

こんばんは。
今日の札幌は吹雪いていましたが、皆さんのお住まいの地域はいかがでしょうか?
日本海側は吹雪くようで、被災されている方々が心配ですね。
暖かく過ごせることを願っています。


バガヴァッドギーターというヨガ哲学の本があります。
サンスクリット語で「神の詩」という意味です。

あの有名なガンジーさんのバイブル。
アルジュナという戦士が、戦う相手に親戚がいて戦いたくないよと戦いを放棄しようとしますが、クリシュナというヴィシュヌ神の化身が戦うように促しながら、ヨガについて学ぶ本。
こう書くと、「ヨーガで戦うだなんて、変な話!」と思いますが、私も思っていました。
RYT200を学んだ後も、バガヴァッドギーターを読んでみましたが、理解できずに、やっと去年から好きな哲学のお話となりました。


この話は実話という話もありますが、実話でもないと言われたりもしています。
なんたって、これは紀元前500年〜紀元後200年くらいのお話なので、誰も本当のことは知りません。


「全ての結果の執着を手放し、自分の使命を全うしなさい」
という教えですね。
何度も何度も、結果を手放して行動しなさいということが出てきます。
それを色んな方面から説明してくれます。
第18章まであり、解説書によってはとてもとても長いです。

3つのヨーガについて説明してくれます。
カルマヨーガといって、見返りや結果を求めずに、自分の行うべきことを行うこと。
ジュニャーナヨーガといって、智慧のヨガ。
ヨーガでは、アートマン(真我)という言葉が出てきます。
今の肉体が滅びても、魂は滅びない。その魂がアートマンというような感じです。
アートマンは滅びないので、戦えという教え。
また、カルマヨーガを実践することが最高の境地に達するという教え。
瞑想の方法についても書かれています。瞑想もとても大切ですが、瞑想をしているといっても、瞑想をしているふりだけかもしれないから、カルマヨーガをしなさいという教えです。
バクティヨーガといって、信愛のヨーガ。神へ捧げるヨーガですね。
クリシュナに捧げてカルマヨーガを実践しなさいということですね。これが究極の幸せになるからということです。
私が教わって素敵な考え方と思ったのは、クリシュナに捧げる意識で食事を頂いたり、ヨーガをしたり、呼吸法や瞑想をしてみること。そうすることで、体に無理させようとしないんですよね。
神は、アートマンとしても良いのがヨーガ。
自分に捧げても良いのです。

それらについて18章に分かれて書いている。
とても素敵な教えなのです。


パートナーさんのお母さまが、30数年前にバイブルとして困難に立ち向かっていたようです。
彼女は、ヨガインストラクターでも何でもありません。
医療従事者でした。
私がバガヴァッドギーターを読んで勉強しているという話を、パートナーさんからお母さまに伝わり、新しいのをプレゼントしてくれました。
そして、メッセージ付き。



手前が古い方、後ろが新しい方。
本の表紙の左上に桜。


こんな偶然ってあるんですね。
まず、パートナーさんがバガヴァッドギーターを持っていることにびっくり。
持っていると言われた時、「んなわけないしょ」と見せてもらうまで、全く信用していませんでした。
失礼な私。
パートナーさんは読んでいないようなので、ま、いっか。笑


いずれにせよ、パートナーさんが私より先に持っていたことにもびっくりですよね。
バガヴァッドギーターに導かれたとしか思えないなと思ってしまいました。
素敵な出会いに感謝ですね。


幸せな気分で寝たいと思います。
Om, shanti, shanti, shanti.


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