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キッズと遊ぶスイッチのゲーム

マリカマリパスマブラとか有名ゲーでなく。安くて良質でキッズと遊べるゲームを求めて。

BATTLLOON ★4(FC時代を思わせる単純さと奥深さ)

対戦アクション。2〜4人。簡単操作。
バルーンファイトとはまた違った形の風船割りゲーム。操作は簡単で、Aを押すと風船が膨らみ、離すと空気を噴射して移動。左スティックで噴射方向の回転。
対戦相手に体当たりしてステージ縁のトゲに当てれば倒せる。ステージ縁の大半は最初は壁だが一度衝突するとトゲに変化するためどんどん危険度か増していく、
ステージごとのギミック、重い速いなどのキャラ性能もありなかなかに飽きさせない作り。

ラウンド毎に生存順位、キル数、トップ撃墜でスコアが入り、最も早く目標スコアに達したプレイヤーが優勝。
一人で対戦相手を全員割ればかなりのスコアが稼げるので最後まで勝ちの目はあり、捨てゲーになりにくい

今まで購入してきた中でもオススメの一品。

バトルスポーツ めく〜る ★3.5(メチャクチャ白熱するがUIがイマイチ)

対戦アクション。1〜4人。簡単操作。
スプラトゥーンとボンバーマンを掛け合わせたような対戦ゲーム。操作は簡単で、左スティックで移動。Aを押すとジャンプしてヒップドロップし、着地点から十字に床パネルが自色にめくれる。
対戦相手の足元を自色でめくると倒すことができる(一定時間後リスポーン)。
自色のパネル上では移動スピードがアップ。パネルをめくるとアイテムが出てきて取るとめくり量アップ、移動スピードアップ、無敵などの効果がある。また、ステージにはギミックがあり、ヒップドロップで起動すると周囲のパネルをめくることができる。

基本的には相手が飛んだのを見てから自分が飛んで、着地硬直中の相手を仕留めることになる。上級者向けにBボタンによる急降下もあり。ただし、アイテムの中にパネルがX字にめくれるようになるものがあるため、他プレイヤーの動向を把握してないと思わぬやられ方をすることも。
ルールは三種類。タイムアップ時点のパネル数を競うデフォルトルール、キル数を競うルール、ストック制生き残りルール。
デフォルトルールはギミック起動で大量のパネルがめくれるため最後まで勝負がわからない。
ルールがよく練られていて調整もしっかりしているため、対戦すると非常に盛り上がる

では何故評価が高くないのかというと、ひとえにバトル外のUIが雑なせい。このゲームはプレイヤーエントリー→ルール決定→ステージ決定の順にバトルに進むのだが、バトル後にできるのは同一条件の続行か、プレイヤーエントリーからやり直しのみ。
ちょっとステージだけ変更したい時もプレイヤーエントリーからやり直しになる。また、ランダムでステージを決定すると続行時は同じステージが継続されるため、どんどんランダムでステージを変えながら遊ぶことも手間がかかる。
直前に選択したルール・ステージは記憶されないので、デフォルトルール以外でステージを変える場合、一々ルールを選び直すはめになる。
それくらいたいした操作量じゃないと思うかもしれないが、試合時間が2分と短いので、相対的には割合が多くゲームサイクルへの没入を乱している。

もしも“ステージを変更して続行”、“毎回ランダムステージ”の二つの選択肢があれば、現代のボンバーマンになれたかもしれない。
それくらいのポテンシャルを秘めたタイトル。

Super Treasure Arena ★3 (たまにはファンタジーもいいね)

対戦アクション。1〜4人。男の子の好きそうなファンタジー世界観。
操作はちょっと複雑で、左スティックでキャラ移動、右スティックで照準移動、ZRで攻撃。最低この三つは覚える必要あり。移動しながら相手の方向に照準を倒して攻撃するのが基本となる。
次に覚えるのがL/Rによる武器選択。バトル開始時は全員近接攻撃しかできないが、落ちている武器を拾うことで遠距離攻撃ができるようになる。単純に弾を撃つ弓、反射弾が出る杖、一定時間後に爆発する爆弾、着弾時に爆発する爆弾矢など。拾った武器は全て保持されるため切り替えながら戦うことができる。よくわからないけど一定回数使用後に武器が消えるかもしれない。
他にシールド、ジャンプといった操作もある。

ルールは二つあり、稼いだコインの数を競うルールと宝箱を自陣に運んだ回数を競うルール。
コインルールでは、モンスターを倒してコインを稼いだり、他プレイヤーを倒してコインを奪ったりする(倒されたプレイヤーはどっちのルールでもリスポーンする)。また、マップ上に出現する宝箱を攻撃するとコインが出てくるのでこっそり宝箱に行くのも一つの戦術。
宝箱ルールでは、マップ中央に出現した宝箱を取って自分のリスポーンまで運んでいく。宝箱を取ると移動スピードが遅くなるが攻撃できなくなったりはしない。後述するアビリティの使い所が大事。

プレイヤーはゲーム開始時に5つのクラスの中から1つを選ぶことができ、時間経過でゲージがたまるとそれぞれ強力なアビリティを使用可能。
周りをボールが回転して無敵になるウォリアー。一瞬後に周囲に火柱を出すメイジ。衝撃波を飛ばすローグ。周囲を凍結させるミスティック。高速ダッシュ攻撃をするニンジャ。
最初はメイジ一択かと思ったが意外とどのアビリティも使い勝手がいい。
各クラスにはアビリティ以外の差はないっぽい。

コインルールで他プレイヤーと相打ちになってコインがばらまかれると「復活早く!」とやきもきするのが楽しい。ゲームの上手さが攻防に直結するが、その一方でこっそり立ち回れば勝利を狙うことも十分に可能。
宝箱ルールは焦点が1つに絞られる分、単純に上手い人がの勝率が高くなりがちに感じた。

こういうファンタジー系のゲームで対戦するの、自分が小学生の頃は好きだったよな〜と思って買った作品。

選定基準

・小学生の甥っ子姪っ子と一緒に楽しめるゲーム。
・プレイ人数が最低2人、できれば3人以上であること
・基本的にはスイッチ1台でプレイできること
・対戦ゲームであればそれなりに勝敗がバラけつつ運ゲーにはならないこと
・強力プレイであれば難易度が低いか、全滅してもすぐにやり直しができること
・操作/挙動が難しすぎない(難しいと「貸してみな」からのコントローラー取り上げでリアルファイトに発展する)

甥っ子(兄)はいつもゲームの話をしていて物事もゲームに例えて考えるゲーム脳のオタク予備軍(将来が心配)。上手くなるための考えごと調べごとは苦にならず、格ゲーのコマンド練習も教えれば一生懸命やる。
姪っ子(妹)は反射神経使うゲームはダメ。頭使うゲームはダメ。自分があまりに勝てないゲームはイヤ。モンスターと戦うゲームは怖い。上手くなる気は特になくて負けが込むと捨てゲーの妨害プレイに走る(将来が心配)。
そして私は一般的な腕前のヌルゲーマー。蓄積された経験値だけで伯父の威厳を保っている。 ■

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