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お茶パックでつくる水出しコーヒー

氷を使わないアイスコーヒーとしては、水出しコーヒーがあります。

水出しのナイスなところのひとつは、風味の変化がゆるやかなところです。そのため、弁当的なコーヒーとして最高です。前日に仕込んでおいて、ボトルに入れて職場に持って行くとか、そういうときにぴったりです。

また、ひとり暮らしを始めたときに冷凍庫なしの生活だったことを思うと、氷が不要だというのは、なかなか嬉しいところです。

当店でも毎年5月ごろから、「水出しコーヒーのもと」(あとは漬けるだけのもの)を販売していますが、自作することもできます。こういうとき、専用の器具は不要で、スーパーなどで売られているお茶パックで代用できます。

ふだん買っている豆でつくれば、ホットに使う分と水出しで使う分、アイスコーヒーに使う分と、その時々で好きにできますし、ひと手間の分、ちょっぴり安上がりですね。

≪レシピ≫
・いつもの豆/30g(中挽き)
・水/500g

豆は、やわらかく甘い味に仕上げたいときは「中深やき」、香ばしい感じに仕上げたいときは「深やき」がおすすめです。挽き目は中挽き程度ですが、抽出の時間でも調整できるので、だいたいで大丈夫です。

こんな感じでつくります

これを水につけて、冷蔵庫に(*)入れておきます。つける時間によって濃さが変わりますが、目安は8時間~12時間です(お好みでどうぞ)。できあがったら、お茶パックは取り出します。

あとは好きなときに、ちびちび飲むもよし、ごくごく飲むもよし。外出から帰ったときにあるとか、そういうことができるのも嬉しい点ですね。


(*)常温で仕込む方がはやく仕上がりますが、冷蔵庫に入れておいた方がすぐにちょうどいい温度で飲むことができるので、ここではそのようにしています。
(*)簡易的な包みになるため、コーヒーの微粉が多少は沈殿します(この口当たりの違いなどが、自作の場合とパックになっているものを買う場合の違いとなります)。



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