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記録を付けながら作業をしよう

こんにちは、エンジニアのようへいです。

今回の記事は、自分が実践してる仕事術のご紹介です。
記録しながら作業をしましょう、という内容。

ここで言う記録とは、工程表に実績を入れることではありません。
着手した作業の開始日時や見つけた課題、作業中に見つけた気づきを使い捨てのメモ帳に都度書き残しながら作業しましょう、という、作業の経過のメモのことです。

書いた内容は整理する必要はなく、自分が読めれば良いものです。

面倒くさいって思われるかもしれませんが、ちょっとやってみてほしいです。
やってみると、結構重宝するんですよ。


この仕事術のきっかけ

開発現場は、犬も歩けば棒に当たる

自分の本業はシステム開発です。

システム開発って、ぶっちゃけるとスムーズに進むことが少ないんですよね。
「犬も歩けば棒に当たる」
もう棒に当たりっぱなし。

そんなイメージです。

何でか?

計画の精度が低いことが多い

まずそもそも計画表を作る元ネタは「見積もり」です。
この作業はこのくらい掛かるだろう、という見積もり工数で計画を作ります。

見積もりをベースに作った計画表なので、当たるも八卦当たらぬも八卦。
当たらないことの方が多いかな?

なので、工数が足りません!って胸張って言えるように、いつ着手して、いつ終わったか、証拠を残すようにしています。

課題が多い

開発というのは課題が多いです。
設計書にこう書いてあるけど、それってどうやってプログラムで実現するんだ?とか、使いたい部品が出来上がってない!とかバグってる!などなど。

新技術を取り入れた時なんかは、嵐のように課題に出くわしますね。

という感じで、何かに取り掛かると、高確率で何かに躓きます。

そして何かに躓くと、解決のために頑張ろうとします。
頑張ると、また何かに躓き、どんどん深みにハマります。

そうすると、そもそも何に躓いたんだっけ?という状況に陥ります。

その状況で進捗報告の時間を迎えてしまうと、目も当てられません。
軽くパニックです。

ただでさえ時間が足りないことが多い仕事。
思い出す手間を少しでも省けるように、出くわした課題は逐一メモに残しておき、すぐに思い出せるようにしています。

ということで、この仕事術のきっかけ

開発現場はいつも時間に追われているにも関わらず、何かとトラブルが尽きないお仕事です。

記録が頭にしか残っていないとなると、整理が追いつきません。
忘れてしまったら思い出すのに時間かかるし、課題が降り注げば混乱するし。

そして何よりも脳が疲れる

混乱だとか、考えて思い出すとか、非常に無駄で削減すべき時間なので、時系列で記録をメモ書きするようにしています。

時系列っていうのがポイントですかね。
時系列でメモをトレースできれば大体思い出せます。

記録の方法

作業の成果物ではなく、作業整理のためのワーク資料という位置づけなので、何でも良いです。

自分の場合、Microsoft Loop(Notionの劣化版のイメージ)を使って作業メモを書き出しています。
会社だと環境的にNotionが使い辛い、という背景があるので、会社公認のアプリ、且つ、Notionライクにデータが取っ散らかずに一元管理できるLoopを使っています。

使い捨てのメモなので、永続的に残す必要ない情報ですが、後々参考情報にもなるかなと思って、記録は残しています。

記録の内容

ワーク情報なので、大した内容ではないですが、自分が書き留めてる事柄を記しておきます。

記録の性質的に、上手く物事が進まなかった時の記録が中心となるので、課題とか、問題の気づきがメモの内容になります。

  • タスク名

  • 着手日時/終了日時

  • どこでどんな課題を見つけたか

  • 課題原因の仮説

  • 課題の対処案

  • その他の気づき

課題に関しては、どういうことをやろうとしたときにどんな課題が見つかったのかは最低限記録するようにしています。
あとは会話のタネとして、多分原因はこうなんじゃない?だとすると、きっとこう対処した方がいいんじゃない?というレベルでメモ書きしています。

課題とセットで原因や対処方針を報告できれば、建設的な議論に繋がりますしね。

記録を付けることによる作業の変化

頭の中の情報を紙やデータに書くことによって、思考の整理が抜群に捗りました。
文字に起こすだけで、情報の捉え方が大きく変わります。
特に、課題整理の面で大きく役立っています。

"記録する"、"書き出す"っていうのはホントに大事。

頭の中の情報は時間が経つと薄れたり忘れます。
忘れないように頑張って記憶し続けると、ハンパなく疲れます。

覚えることに労力を掛けるくらいなら、さっさと書き出してしまった方が身も心も楽になります。

知能労働の方、ぜひやってみてください!

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