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Photoshopを使った星写真の効果的なノイズ処理

皆さんこんにちは。
今日は星の写真においてのプラグイン等に頼らないノイズリダクションの方法を解説します!

近頃、沢山のプラグインソフトが登場し、ノイズ処理についてもだいぶ進化してきました。
ですが、今回はPhotoshop内で可能かつ、個人的に非常に効果の高い方法を解説します。

まず、ノイズリダクションのそもそもの目的は、輝度ノイズやカラーノイズといったISO感度をあげることによって発生するノイズを抑えて、よりクリアな写真に仕上げていく事が目的です。
ただ、無闇矢鱈に現像ソフトのノイズリダクションのパラメータをいじると、消したくない微恒星までノイズと判断され消されてしまいます。
その結果、ノイズも消えているけど全体的にのっぺりしてメリハリの無い画像が出来上がってしまいます。

そうならないために、微恒星までノイズリダクションの効果が及ばないようにノイズリダクションをかければ良いんです!
ただ、その方法があまり周知されていないのが現実です。
ですが、天体や星を専門として撮影をしている方なら知っている方法かもしれません。
むしろ、もっと効果的でマニアックな方法を知っているかもしれませんので、あくまでも風景がメインだけど、星もある程度のクオリティで仕上げたいといった方向けと思って頂けると幸いです。

前置きはここまでにして、実際にレタッチ過程を公開しましょう!

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