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apogee jam 96kを買いました。(iPad用オーディオインターフェースとして)

前回のiPadに良いオーディオインターフェースってなんだろうの記事から出てきたapogee jamを買いました。

メルカリを探すと2000〜3000円くらいが相場と言ったところでした。
その中で一つだけメタリックな個体があったので調べてみるとapogee 96kでした。
これも2500円で売っていたので迷わず購入しました。

96khzで録音できるというのが初代との主な違いで、他にも音質が全体的にグレードアップしてるのか多少あやふやですが、きっとしてるだろうと期待を込めて。
96khzで録音できるとやっぱり良いです。レイテンシーも詰められるし、タイムストレッチにも耐性がある(多分)。

一点気になっていたのがLightning用ケーブルしか無かった事。
この機種、iOS11以降はアップデートが必要なのですが、それにはUSBでPC(Mac)に接続が必要。もしアップデートされていない個体の場合、別途apogee-USBケーブルを調達しなければならない。apogee側は独自端子なので専用を買わないといけないんですよ。しかも普通に買うと5000円とかする。値段逆転です。

しかしそこは賭けでした。
動作確認もしているという事で、まさか今時iOS11未満で動作確認も無いだろうと。

結果、賭けには負けました。アップデート必要な個体でした。
見事に認識せず。
仕方ないので直ぐに買いました。
apogee jamをもう一つ。

だってその方が安かったから。。。

案外メルカリで出回ってるものでケーブルが完備しているのが少なくて、USB用ケーブルが付いてるのが2900円もしました。apogee jam96kは2500円だったのに。。

おまけでapogee jam初代とdockケーブルも付いてきました。

これだけまた売りに出そうか。。。

むしろ同じ構成の出品多いんですけどみんなUSBケーブルだけ抜いてる?


とにかくコレで無事アプデを済ませてiPad Pro2017で使えるようになりました。
結局5400円使いましたが果たしてその価値はあったのか?

はい、ありました。

iPadとケーブル一本で簡単接続、それでいて96khz24bit録音。実際音質は良いと感じました。僕の使ってるauria proでは32sampleまでレイテンシーを詰められるのですが、そこまですると全く遅延は気になりません。64sampleでも全然使えるんですけど、比べるとやはり32の方がさらに速いので32sampleを使っていこうと思います。iPadの負荷もエフェクト無しなら問題無いです。レコーディング時だけ32sampleで再生時は512sampleとかも設定できるのでバッチリです。

これでもうどこでも気軽にレコーディングできますね。最高です。

注意点としては、iPadのイヤホンジャックからヘッドホンを繋いでモニターするのですが、マイク付きのイヤーポッドなどは不安定な挙動になるので基本マイク無しの普通のヘッドホンを使いましょう。

というわけで、もしapogee jamを買ってみようという方の参考になれば幸いです。
なお現行製品はapogee jam xで最安値が27000円くらいです。
その前はjam+というイヤホンジャックを付けたモデルになります。イヤホンジャックがない最近のiPhone、USB CのiPadを使う人なら必須です。ただ、USB CのiPadなら他にもevo4なども普通に使えちゃうんで、jam+の必要性が薄いですね。もっと色んな選択肢があります。

jam xに関してはアナログコンプを内蔵しているという、若干おまけ機能感が拭えないバージョンなのですが、お金に余裕があればぜひそちらをお買い求めください。apogee社も助かると思います。使ってみないとコンプの有り難さも分からないですしね。ただ、こちらはlightning用のケーブルが別売りで尚且つ、ネットに情報がないのでおそらく注文しないと手に入らない類いです。5千円はするでしょうね。普通に考えたらjam+で充分かな。jam+には最初からlightning用のケーブルも付いてます。

僕と同じ96kが欲しいという方は、運良くメルカリ等に出回るのを待つか、デジマートで探せば少し出てます。ケーブルも完備なので、8000円ほどですがそれくらい出しても後悔はしない商品です。jam+はもう少し高いですが、イヤホンジャックの無いiPhoneでも使いたい人はjam+以上を買うしかないですね。
僕はiPad派なので96kで充分でした。

以上長くなりましたが、レビューでした。


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