ものづくりの学校はじめます

このたび、「日本の繊維産業に特化した課題解決のための人材育成・マッチング」の学校を開設することになりました。

セコリ荘が「ものづくりの学校」始動、EVERY DENIMと協働

(http://www.fashionsnap.com/news/2016-11-21/secori-school/)

起案者、セコリ荘・宮浦さんの構想開始から1年。ようやく実現にこぎつけたこの学校に、ぼくはコーディネーターとして携わらせていただくことになりました。

これにあたって今週末、

11月25(金)26(土)27(日)15:00〜22:00の時間に、

セコリ荘にて第一回説明会を実施します。

セコリ荘:〒104-0052 東京都中央区月島4丁目5-14

取り組みの背景など説明させてもらいながら、参加者の方々のフィードバックをいただく機会にしたいと考えております、興味のある方はぜひお越しください。

EVERY DENIMもブランド化から1年ちょっと。デニム産業というくくりのなかではあっても、繊維産地に関わる人間として、いまのやり方で自分にできること、できないことを考えていました。

そんななか、宮浦さんからこの構想をお聞きして、すぐにご一緒したいと思いました。と同時に、この事業にかける宮浦さんの熱い思いに強く心を打たれました。

ものづくりの学校では、繊維産業、アパレル産業において、全体が生き生きとした状態であれるように、血液がうまく流れていないところを調整していくような、そんな方法を目指しています。

考え方として善い悪いの話ではなくて、産業全体が生態系としてうまくいくためには、つねに環境の変化に対応していく必要があると思っています。

いま、その対応が追いついておらず、なくなってしまいそうな環境や満たされていない人たちがたくさんいる。産地に関わってきた自分たちが、いまの持ちうる力で少しでも改善策を提案できるのであれば、どんどんやっていきたい。

環境に合わなければ自然淘汰されるのが世の常。という考え方は真だと思います。であるならば、その環境変化に必死に対応しようとすること、させようとする人たちがいることも真だと思うのです。

今回の取り組みは、産地を愛し、絶対に守りたいと思う人間たちの、いま取り得る最善かつ全力かつ超現実的な行為だと考えてもらえれば幸いです。

1人でも多くの方の心を動かせることを目指して、説明会を迎えたいと思います。

山脇、毎日。