この間、EVERY DENIM共同代表の弟とともに、この1年間ほどの動きをじっくり振り返ってみました。思い返せば本当に色々あったなぁと。8月を区切りにするのはなんともキリが悪い気がしますが、せっかくなのでこのnoteでも何回かに分けて記しておきたいと思います。

EVERY DENIMはジーンズブランドとして、去年の9月にクラウドファンディングで立ち上げをしています。その前月8月は、ちょうどお盆時期に四国を回っていました。

海のすぐそばにある瀬戸内・宝伝セミナーハウスでの合宿に始まり、高知・嶺北地方のイケダハヤトさん宅を訪ねたり、徳島の藍染集団・BUAISOUのスタジオにお邪魔したり、阿波踊りに参加したりと、四国での新しい体験に触れる日々でした。

これぞ地方創生。岡山大の学生が「クラウドファンディングでものづくり」を頑張ってますよ。「まだ東京で消耗してるの？」より

イケダハヤトさんもBUAISOUのみなさんも、働き方という意味では誰もやっていないオンリーワンの”実践者”であり、ぼくたちがこれからデニムを中心に新しいことをやっていこうとする上で、とても刺激になりました。

9月、10月はクラウドファンディングでのブランド立ち上げ。ありがたいことに多くの方にご支援をいただき、1stモデル「Bengala(当時は”黒ベンガラ染めジーンズ”)」を生産することができました。

年末には無事リターンの配送も終え、「Bengala」の一般販売開始、そして2ndモデル「Relax」の企画がスタートします。

「Bengala」撮影風景

デニムへの強い想いはあったものの、ものづくりのフローを体感したのははじめてで、本当に想定通りにいったことは何一つありませんでした。右も左もわからないぼくたちがこうしてやっていられるのは、月並みな言葉ですが、本当に多くの方の支えあってなんだと実感しています。

この時期の自分たちを振り返ってみると、「いかに違うことをするか」「違うものを出すか」生み出す視点でのこだわりがとても強かったように思います。だからこそ、1stモデルとして、職人さん起点の商品化に注力した、今まで世の中になかった「Bengala」が誕生しました。

そんな思いは根底部分を残しつつ、少しづつ変わっていくことになります。

山脇、毎日。